2013年ブリーダーズカップ観戦ツアー記 2013年度 ダイヤモンドサービスステイタス限定特典『ブリーダーズカップ観戦ツアー』4泊6日間の旅

ダイヤモンドサービスステイタス限定 「シンガポール競馬観戦ツアー」2泊4日の旅

シンガポール競馬観戦ツアー 土屋真光さんの観戦記

今回オッズパークの皆さんとの旅をお手伝いさせていただきました、フリーライターの土屋真光です。皆さんとご一緒するのは、過去2回行われました香港ツアーに引き続いて3回目となります。

以前は福山競馬のコラムを担当しておりましたが、残念ながら昨年3月の福山競馬の廃止をもって、オッズパークではご無沙汰となっておりました。またこうした機会でお目にかかれて大変嬉しく思います。

今回のお題はシンガポールへの競馬とカジノのツアーということでしたが、シンガポールの競馬は香港とはまた違った意味で、海外競馬の入門編として最適なものともいえます。

主催者であるシンガポールターフクラブの提供する情報は、日本の競馬とも非常に近いもので、他の国ではあまり見られない馬体重や過去のレースの上がりタイムなども含まれています。

また、日本人として初めてシンガポールで厩舎を開業し、大活躍中の高岡秀行調教師や、現地で多く見られる日本産馬の存在も、いい形で距離感を埋めるものとなっています。

また、カジノに関しても、これまでのツアーで訪れた香港であればマカオへ、ロサンゼルスであればラスベガスへと、それぞれちょっと長めの移動を伴っていましたが、シンガポールはマリーナベイ・サンズ、セントーサ島ともにアクセスがよく、ちょっと遊んですぐに帰ってこられる手軽さが魅力だと思います。

そういったことからも、これまでのオッズパークのツアーの中でも、もっともギャンブルの密度が濃かったツアーかもしれません。

1日目 3月7日

オッズパークツアーの皆さんは、今回も全国各地からのご参加ということで、シンガポールには成田、中部、関空からの便でお集まりいただきました。普通の団体ツアーでは、日本国内で同じ空港に一旦集まってから一斉に移動となりますが、この自由度の高さもオッズパークのプレミアムツアーの魅力ですね。

私はというと、現地で予め皆様の分の競馬新聞を購入しておくというミッションを受け、半日早い便でひと足先にシンガポールに到着し、ホテルで皆様と合流となりました。
競馬新聞は、セブンイレブンなどのコンビニエンスストアで入手できるのですが、人数分をまとめてとなるとちょっとコツが必要なのです。

さて、ホテルで皆さんと合流して、さっそく向かったのが、初日のディナー。
バスを降りてガイドさんについていくと、あれれれ?団地の中に入って、エレベーターに乗って最上階へ。案内された『ROLAND RESTAURANT』はなんと、シンガポールの歴代首相も訪れるという地元の超人気店です。今回のツアーを手配した旅行代理店の現地担当者さんのとっておきの店だそうです。
ちなみにこの現地担当者さん、以前の香港ツアーなどに添乗員として同行していたKさんで、昨年よりシンガポール駐在として赴任されているそうです。こういった人の繋がりをうまく活用しているのもオッズパークならではでしょう。

コース料理は四川料理を中心に、これでもか!という種類とボリューム。
唯一、この店の名物のチリクラブが出てきたときは、蟹の身をほぐす間だけでなく、食べた後も唇がヒリヒリになって、静かになっていましたが、お酒も入って、お馴染みの皆さんや、初参加の皆さん、ワイワイガヤガヤとあっという間に打ち解けていました。

今回、皆さんが宿泊したのは、絶好の眺望が自慢のマリーナマンダリンホテル。
窓からはマリーナベイ・サンズやシンガポール名物のマーライオンなどがよく見えます。

夕食後、そのマリーナマンダリンに戻って、1日目が終了…、と思いきや、目と鼻の先にカジノ(マリーナベイ・サンズ)があるのだからと、さっそく何名かが夜の戦いに挑んでいかれました。長時間の移動の後を感じさせないタフさに敬服です!

2日目 3月8日

この日の午前中はシンガポールの市内観光でした。
バスでまず向かったのは、マリーナベイ・サンズの海側にある『ガーデンバイザベイ』。
広大な埋立地を利用した植物園で、シンガポールの植物の歴史や、様々な熱帯植物などを見ることができます。さらに、園内にある、『クラウド・フォレスト』にも。ここは巨大なガラスのドーム状の建物で、内部で高山の環境を再現しているというもの。高山だけに中はとても涼しく、また人工的とはいえ、ゲームの世界に迷い込んだような風景が印象的でした。

観光スポットとしては、日本ではまだ馴染みのない場所で、また高山を再現しているだけあって、とても涼しく過ごせたことから、参加者の皆さんにも大変好評でした。

その後は定番中の定番である『マーライオンパーク』、チャイナタウンにある道教の寺院である『仏牙寺』と回って、いよいよ昼食へ。この日は「Goodwood Park Hotel」内のレストランで中庭を見ながら飲茶でしたが、ここで第1弾の特別ゲストが登場!
シンガポール競馬で毎年のようにリーディングトップ1になっているラクソン厩舎のシニアトラックライダーで、調教師の右腕として活躍中の飯塚千裕(いいづかちひろ)さんが合流しました。
飯塚さんを囲んでの昼食は、シンガポール競馬の仕組みから、レースの傾向や攻略法など、ほかではなかなか聞けない生の情報を得られる貴重な機会となったのではないでしょうか。とはいえ、大事な話を聞きだしたのは、参加者の皆さんの質問によるもの。大事な情報を逃さない姿勢はさすがです。

昼食後は、マリーナベイ・サンズの屋上展望台である『サンズスカイデッキ』に立ち寄りまして、さあいよいよ、マリーナベイ・サンズでカジノに挑戦です。
マリーナベイ・サンズは地下1階地上3階がカジノですが、そのうち地上の2、3階は超ハイローラー向けのフロア。テーブルゲームにマカオや韓国など他のアジア諸国ではあまり見られないルールのものも多く、まずは地下と1階をぐるっと回りながら、それぞれのゲームのルールの解説をさせていただいたり、カードでの現金引き出し方法のお手伝いをしました。一通り見て回った後は完全フリータイムとして、三々五々に勝負を開始。慣れた皆さんは思い思いのゲームへ、初めての方はミニマムが低めのルーレットなどが人気だったようです。

3日目 3月9日

さあ、いよいよシンガポール競馬観戦の日です。天気にも恵まれて絶好の競馬日和となりました。
ホテルをチェックアウトして、大きな荷物もバスに載せて一路競馬場へ。

この日の一行は超VIP待遇。クランジ競馬場の『SAGEROOM』を利用の予定だったのですが、競馬場に着くと「Odds Park ←」の案内板がそこかしこにあるじゃないですか!
温泉旅館で「○○様御一行」と玄関に書かれている以上にテンションがあがります。

この案内の通りに向かうと、要所要所でうやうやしく挨拶する職員に遭遇し、辿り着いたのは円卓が2つと、応接セット、さらにゴール板正面のバルコニーのある個室。しかも、プライベート窓口があり、個室から出ることなく馬券を買うことができるのです。飲料は別でしたが、食事はビュッフェ形式で用意されて、好きなタイミングで好きなだけ食べることができます。

レースが始まるまで時間がいい具合にできたので、ここで私が用意した『シンガポール競馬の手引き』を使って、競馬新聞の見方や、馬券の種類、マークカードの塗り方をレクチャーしました。マークカードの書き方を質問されるのは最初の1、2レースぐらいで、いやあ、さすが飲み込みが早いですね。

日本にないもので、シンガポールにある馬券の種類は、四連単と四連複。
「四連単なんて当たるの!?」と皆さん思われていたようですが、私の経験からは「三連単が当たるときは四連単も当たる」という考え。ならば、今日の目標は、みんなで四連単を当てて帰ろう!と盛り上がりました。

ちなみに、この日はシンガポール競馬のほかに、香港(シャティン)競馬と、マレーシア(イポー)競馬の発売がありました。おかげで私はついつい20レース以上も手を出すはめに…。

また、この日はレースの合間に、特別ゲストとして、高岡秀行調教師のほか、前日も登場いただいた飯塚さん、高岡厩舎のアシスタントである波多野了平さんにもご登場いただきました。高岡調教師はこの日1頭だけの出走でしたが、その1頭が人気薄ながら非常に惜しい2着で、その馬券を的中された方もいたようです。

最初は皆さん苦戦されて、「いやー、今日はもうやめようかな」といった声もありましたが、徐々に傾向をつかまれてきたのか、調子も上向き加減に。そして最終レース、かなりの皆さんが四連単を的中(しかも高配当)されていました。中には4点だけで仕留めたという猛者も!ここ一番の勝負強さは、なるほどダイヤモンドメンバーの皆さんだけあります。

皆さんホクホク顔で競馬場を後にして、帰国前の最後の食事は高級レストランの『リーガーデン(利苑)』へ。
ここで、最後の特別ゲストとして、レースを終えた高岡調教師が再度登場。添乗のオッズパークのスタッフさんも加わって大きな円卓での夕食となりました。
ここでも前日の飯塚さんとは違った貴重なお話を高岡調教師から伺うことができ、美味な広東料理とともに充実した時間を過ごせました。

高岡調教師とはここでお別れして、一行はバスでチャンギ空港へ。
2泊4日でしたが、楽しい時間はあっという間ですね。

シンガポール航空でお帰りになる皆さんをお見送りして、私も帰国の途につきました。お別れ際の皆さんの表情を見る限り、お楽しみいただけたのではないかと思っております。

今年度も魅力的なツアーが計画中だと伺っております。
今回ご参加の皆さんはもちろん、他のオッズパークユーザーの皆さんも、一緒に楽しみましょう。

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