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12月29日 園田競馬★キャリーオーバー★:競馬専門紙の予想ブログ

 24日に行われた内側砂補充により、先日の水~金曜開催では先週から続く外差し馬場に拍車が掛かる状況に。一昨日ゴールドトロフィーを逃げ切った馬は別格だったが、基本的に逃げは決まりづらく外を回れる馬を狙う予想が妥当。

 7R〈上位拮抗〉[1,4,10]
◎ クリノイナヅマオー
 徐々にエンジンを掛けたいだけに内枠の捌きはカギだが、持ち時計と上がり3Fの平均数値はメンバー中最上位。スムーズに外への切り替えができれば。
○ ミッキーガーデン
 勝ち味に遅いタイプだが、ギリギリまでタメを作った際の瞬発力は特筆物。器用な捌きを求められるものの流れと立ち回りが噛み合えば突き抜けまで。
▲ サムデイサムウェア 
 基本的に発馬は遅いが、前付けが叶った時はそのまま好走に結び付きやすい。追い切り良化と前半出して行ける大外枠で一考の余地あり。

 8R〈主力互角〉[9,11]
◎ トウケイサミドリ 
 そこまで器用さがあるタイプではなく、好走の大半は逃げか早め先頭の形。更なる斤量減に加え前走より同型の数が減った今回はベストレースを展開できる。
○ オーロトラジェ
 中央実績が優秀な上に直前の攻め気配も文句なし。ただオルフェーヴル産駒は園田コースで成績の印象ほど伸び切れない馬も多く、絶対視までは危険か。

 9R〈順当〉[4,6]
◎ エイシントロピコ
 前走は着差にこそ派手さはなかったが、カラ馬に絡まれたあげく他馬に先捲りされるなど展開面も厳しかった。それを思えば着差以上に強い内容で、それ以前の圧勝振りを見ても昇級がカベになる恐れは皆無。
○ アルジェンタータ 
 前走勝ち馬との再戦となるが、その前走は残り200メートルで脚が上がっただけに微妙な距離延長も堪えていた感。2走前の1700メートル戦では早め捲りからそのまま押し切る圧巻の内容で駆けており、当距離なら逆転まで有り得る。

 10R〈混戦模様〉[6,2,1,10]
◎ メジャーロール 
 前走は淀みないペースを早めから押し上げる競馬で、結果的には早仕掛けの格好に。それ以前も惜敗は多いが走破時計と上がり3F自体は常に優秀で、傑出馬不在+馬場味方の今回は絶好のチャンス。
○ ロジムーン
 移籍初戦は勝ち馬が早々に前を掃除した恩恵もあったが、それでも走破時計と3着以下の差を見れば現級通用の力は十分示した形。あとは発馬に課題が残るだけに、内枠変わりで極端に位置を落とすことさえなければ。
▲ アリアナティー 
 まだ歩様に硬さが残っていた前走でも上がり最速はマーク。叩きつつ着実に内容良化を遂げており、この度の追い切りでは重賞勝ちを収めた頃と遜色ない動きを披露。馬場傾向も加味すればここは大幅に前進可能だ。
△ ヴェルジェーズ
 逃げ馬には厳しい馬場だけに状況は不利だが、同型の少ないメンバー構成なら終始マイペースの単騎逃げは可能。4角まで競られず直線で外に切り替える競馬が叶えば今の馬場でも目はある。

 11R〈伏兵注意〉[10,11]
◎ ナリタエストレジャ
 3戦続けて足踏み状態ではあるが、不良馬場や最内枠、前走に至っては早めスパートが仇とすべて敗因は明確。本馬の勝ちパターンは揉まれない位置から後半スパートをかける形で、枠や馬場が漸く味方する今回は強靱な脚力が蘇る。
○ ナムラハンベエ 
 勝ちパターンはハナか2番手外の位置取り。今の馬場では逃げてしまうと厳しいが、同型4号馬が内に入ったことで2番手外の絶好位置から運べる可能性が高い。自分の形に持ち込めれば一変可。

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