著名人予想

名古屋グランプリ 発走時間 15:50
名古屋グランプリ
予想印
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1 1 ホーリーブレイズ
2 2 ドスハーツ ×
3 3 エグジットラック
4 4 ダンビュライト
5 5 ライトウォーリア
6 6 ルールソヴァール ×
7 ウインハイラント
7 8 ケイアイパープル
9 トーセンブル
8 10 ナムラムツゴロー
11 ヴェルテックス
須田鷹雄

須田鷹雄名古屋グランプリ予想

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ダート2戦目のダンビュライトに期待

中央馬が強いレース。今年は中央馬のメンバーも揃ってはいないのだが、そういうときに限って地方側も層が薄い。とにかく安定味のある×(6)ルールソヴァールに3着を期待するくらいで、あとは中央馬でいく。◎は(4)ダンビュライト。初ダートのみやこSでは13着と敗れたが、道中の位置は取れていた。今回出走する他の中央馬にしてもみやこSで勝ち負けできるわけではないし、距離延長も名古屋コースも相手関係も◎には良い要素ばかりだ。逆転があるとしたら○(11)ヴェルテックス。名古屋グランプリは中央で2,100m以上の好走歴を持つ馬が良いのだが、かろうじてその基準を満たすし、近走内容も今回のメンバーの中では良い。

【フォーカス(買い目)】
3連単 フォーメーション
4 ⇒ 11 ⇒ 2・5・6・8(4点)
4 ⇒ 5・8 ⇒ 11(2点)
11 ⇒ 4 ⇒ 2・5・6・8(4点)

【須田鷹雄:プロフィール】
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。

浅野靖典氏

浅野靖典氏名古屋グランプリ予想

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ダートグレードを勝ったことがある馬が不在

現在の名古屋競馬場で行われる2,500m戦はこれが最後。そして2,500mの名古屋グランプリもこれが最後となる予定。来年は新・名古屋競馬場の2,100mで実施されることが発表されています。個人的にはコーナー8回の伝統(まだ21回目ですが)を守って2,700mにしてくれるかな、と思っていたのでちと残念ですが、現状を考えると仕方ないかな、とも思います。さて私ですが、名古屋グランプリは現地観戦&取材することが多く、名古屋所属のカツゲキキトキトが3着に入ったときも現地。メンバー的に勝てるかなという期待はありましたが、結果としてはJRAとのカベを感じさせるものでした。今年も地方所属馬は正直なところ、厳しそう。ならばしっかりと絞るほうが吉でしょう。中心は(8)ケイアイパープル。前走は58㎏の斤量が最後の伸びに影響したような感じがありましたから、今回の56㎏は大いにプラス。ダートでタイトルをたくさん獲っている村山明厩舎の調教適性も加味して中心に取ります。相手筆頭は楽に主導権を取れそうな(5)ライトウォーリア。(11)ヴェルテックスは今回の相手で再度の長距離戦なら善戦以上が可能でしょう。もう1頭、青森県出身の(2)ドスハーツを3連勝式の穴として入れておきます。オープンに上がってからは時計負けしている状況ですが、2週目の2コーナーから大まくりをすれば……と、青森県八戸のセリ市場に長く携わっている者として期待します。

【フォーカス(買い目)】
馬連 流し
8 ⇒ 2・5・11(3点)
3連単 フォーメーション
8 ⇒ 2・5・11 ⇒ 2・5・11(6点)

【浅野靖典氏:プロフィール】
競馬キャスターとして活躍。全国の競馬関連施設や競馬場巡り、競馬史研究などをライフワークとしている。

赤見千尋氏

赤見千尋氏名古屋グランプリ予想

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得意の長距離でトーセンブル

今年のメンバーは力が抜けている存在がなく、比較がかなり難しいですね。
JRA勢はダートグレード新興勢力が多いですし、地方馬にもチャンスがあると考えます!

やはり2,500mという長距離適性が重要だと思うので、船橋の(9)トーセンブルを本命にしました。
今年6月の六甲盃ではジンギを差し切って初の重賞制覇。
金盃トライアルや金盃でも毎年上位争いをしている馬で、とにかく長距離戦に強いです。
昨年のダイオライト記念では4着に入っているし、ダートグレードでも長距離戦ならば十分勝負出来る馬。
適性の高さと、このレースで3勝を挙げている岡部誠騎手のエスコートに期待しています。

対抗はJRAの(11)ヴェルテックスにしました。ブラジルカップ、浦和記念と続けて3着に入り、オープンでも戦えるところを見せましたね。
2,500mは初めてですが、東京の2,100mを勝っていますから、特に問題なくこなしてくれるのでは。
小回りの浦和でも上手に立ち回っていましたから、名古屋替わりも心配していません。

3番手評価は悩みに悩んで(5)ライトウォーリアにしました。太秦ステークスは長くいい脚を使ってよく勝ち切りました。
器用に先行出来る脚も小回りの名古屋に合いそうです。
前走2,000mで最後いっぱいになったので、距離がこなせるかどうかがカギでしょう。

(8)ケイアイパープルもオープン特別2連勝の内容がとてもいいのですが、距離延長が不安材料。
人気になりそうだということもあり、それならばと薄い印にしました。

北海道からの遠征馬(6)ルールソヴァールは、2018年の佐賀記念を勝った馬です。 9歳の今年は3戦して道営記念で3着。長距離戦で新たな一面が見られるかもしれません。

【フォーカス(買い目)】
3連単1頭軸マルチ
9 ⇒ 5・6・8・11(36点)

【赤見千尋氏:プロフィール】
平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。現在は競馬リポーター、ライター、そしてオッズパークの予想ブログ"赤見千尋のRed View"も好評執筆中。

斎藤修氏

斎藤修氏名古屋グランプリ予想

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ヴェルテックスの距離適性に期待

中央勢では(4)ダンビュライトが芝の重賞を勝っているものの、ダートグレードの勝ち馬がいないというメンバー。距離適性を評価して(11)ヴェルテックスを中心とした。東京ダート2,100メートルの3勝クラスを勝ち、オープンで3着に好走したのも同じく東京2,100メートルのブラジルカップ。切れる脚はないものの、追って追って長く脚を使えるタイプ。浦和記念でも逃げ切ったメイショウカズサになんとか食い下がっていたが、最後タービランスにとらえられての3着はゴール前一瞬の決め手の差。小回りの長距離戦はそういうタイプに向いている。 (8)ケイアイパープルは阿蘇ステークス、ラジオ日本賞とダートのオープンを連勝。ラジオ日本賞では2番手から直線で抜け出し、(11)ヴェツテックスを5着にしりぞけたが、道中息の入らない流れは(11)ヴェルテックスには向かない流れだった。(8)ケイアイパープルはデビューから一貫してダート1,600~1,800メートルを使われており、血統的にも2,500メートルという距離を乗り切れるかどうか。
(5)ライトウォーリアは勝つときは強いが負けるときは惨敗というムラのあるタイプ。太秦ステークスでは2番手からゴール前3頭の接戦を制したが、今回、初めての地方の小回りコースだけに軸としては狙いにくい。
船橋の(9)トーセンブルは、大井2,600メートルの金盃で昨年3着、今年2着という好走があり、長距離を狙って遠征した園田2,400メートルの六甲盃を制した。その距離適性から、重賞実績のない中央勢が相手なら、まとめて負かす可能性も考えたい。
(4)ダンビュライトは今年の京都記念でも3着好走があり、前走みやこステークスGIII惨敗だけでは見限れない。

【斎藤修氏:プロフィール】
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。

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