12日メインはJpnIII・JBCクラシック。ドンフランキーが昨年２着の雪辱を果たす

12日メインはJpnⅢ「第29回JBCクラシック」（盛岡ダート1,200m）。現在、台風5号が北上中。東北地方を直撃する可能性もあり、岩手競馬公式ホームページ等で開催情報をご確認ください。

（7）ドンフランキーはデビュー2戦で芝を使って2、5着。3戦目の阪神ダート1,400mを逃げ切って初勝利。以降はアーリントンカップを除き、すべてダート戦のみを使われてきた。重賞初制覇は4歳7月、プロキオンステークス。1番人気はリメイクに譲ったが、鮮やかな逃げ切りを決めた。

続くJBCクラシックでは逆にリメイクの末脚に屈したが、東京盃をコースレコードで逃げ切り。2011年、スーニが保持していた大井1,200mレコードを0秒1を更新した。重賞2勝目を手にした。

年が明けてフェブラリーステークスは距離が長かった上、前が総崩れの展開にも苦しみ9着に沈んだが、ドバイ・ゴールデンシャヒーンでは逃げ粘って2着。リメイク（4着）に先着を果たした。今回は帰国初戦で4ヵ月半ぶりの実戦。仕上がりがカギだが、大型馬でもテッポーが利くタイプ。秋のビッグレースへ向けて弾みをつける。

（11）クロジシジョーはデビュー戦の芝1,200m8着後、ダート短距離にシフト。4戦目の阪神ダート1,400mで未勝利を脱出し、以降も安定。昨年、芝1,200mを2度使って8、14着に終わり、再びダート短距離路線へ戻って2勝マーク。前走・東京スプリントが初の地方ダート戦だったが、出遅れを喫しながらもメンバー最速の上がりを披露してジャスティンの2着に突っ込んだ。1,200mのスペシャリストぶりを存分に発揮する。

（12）コスタノヴァはビュー戦の芝1,600mは11着に大敗を喫し、2戦目からダート路線へ変更。5勝2着1回と連対パーフェクトを続け、目下3連勝中。出遅れながらもすぐに回復して余裕でゴール。スケールの違いを見せつけている。距離最短は前走の欅ステークスだが、タレースレコードタイの1分21秒9をマーク。今回のJBCクラシックの結果次第ではダート短距離界に新風を吹き込める。

（2）ジレトールはデビュー戦の新潟芝1,400m5着から2戦目、中京ダート1,400mを完勝。以降もダート1,400mで3勝をマークしてオープン入りを果たした。今年2月、小倉芝1,200m8着後、ダート1,200m戦へシフト。3、1、1着と再度上昇ムード。母サンビスタはGI・チャンピオンズカップ、JpnI・JBCレディスクラシックを含めて重賞6勝をマークした強豪牝馬。素質開花の期待がかかる。

（9）ケイアイドリーはデビュー当初はダート中距離を使われていたが、4歳4月から短距離メインにシフト。昨年6月、JpnⅢ・北海道スプリントカップを快勝した。続く東京盃9着、JBCスプリントは9着に終わったが、兵庫ゴールドトロフィーで2着に反撃。59・5キロの酷量を克服した。今回は中東遠征帰りで4ヵ月半ぶりの実戦。仕上がりがカギを握る。

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松尾 康司 氏：プロフィール

テシオブログ編集記者。岩手競馬はもちろん、全国の競馬場、世界各国の競馬取材を続ける競馬ライター・予想家。

クラシックはなるべく絞るほうがよさげ

JBCクラシックの3連単が5万円オーバーになったのは1回だけ。2005年の名古屋で発生した3→5→9番人気の順での23万馬券は、発走時刻がどえらく遅れた影響と、愛知のレイナワルツが地元の兒島真二騎手の妙技で4角先頭から3着に粘り込んだため。一昨年は6番人気のミューチャリーが早め先頭で押し切りましたが、3連単は451.5倍でした。どちらも共通するのは「地元所属の技ありジョッキー」。今年の騎手でそれに該当するのは、準・地元といえる石川倭騎手くらいかな……

ただし今回は、以前はなかった「地方所属馬の再先着にはボーナス」が存在するんです。それが地方所属騎手の頭にあるのなら「勝負に行く」より「着を狙う」選択に傾く気がします。だとすると、上に挙げたような「早め先頭で出し抜けを狙う」人馬が出現する可能性は低そう。という前提で、JBCクラシックは”カチカチ山”もありうると考えて、ミッチリ絞りたいと思います。

中心に取るのは（5）ノットゥルノ。なにしろ、2月の佐賀記念が圧巻の内容でした。距離ロスなんて気にしないという感じの大まくりで押し切り勝ち。武豊騎手は、そのイメージのまま乗ってくると思います。

強敵は日本テレビ盃を逃げ切った（9）ウィリアムバローズ。かしわ記念は大雨の最内枠がキツかったための6着で、かしわ記念の3番人気は過小評価と言えました。今回も主導権を取って逃げ粘る可能性が十分。

（10）ウィルソンテソーロは昨年のチャンピオンズカップが追い込みの2着で、東京大賞典が逃げ粘る2着。今年も善戦までという状況ですが、小回り適性が高いという印象。中団から動いていく形が狙えそうです。

本線はこの三つ巴。割って入るかもという存在といて、佐賀記念2着の（2）キリンジを挙げます。早めに先頭に立つと気を抜く点があるそうで、相手が強くなったほうが良いタイプかもという気がします。そして（3）メイショウハリオは無印。どうも小回りが合うイメージが湧かない……という理由で、買い目を絞る意味も含めてヌケで勝負します。

3連単 フォーメーション
5 ⇒ 9・10 ⇒ 2・9・10（4）
馬連 流し
5 ⇒ 9・10（2）
3連複 流し
5 ⇒ 2・9・10（3）

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浅野 靖典 氏：プロフィール

競馬キャスターとして活躍。全国の競馬関連施設や競馬場巡り、競馬史研究などをライフワークとしている。

前走信頼 　

◎（9）ウィリアムバローズ
前走日本テレビ盃はウシュバテソーロ相手に見事に逃げ切り勝ちと強い競馬を見せてくれた。このメンバーなら再度先手を取り逃げ切れると見た。

○（10）ウィルソンテソーロ
ドバイワールドC4着、帝王賞2着はこのメンバーに入ると上位。ウィリアムバローズに楽な競馬をされるとキツイが川田ジョッキーなので一策はあるはず。逆転も。

▲（5）ノットゥルノ
佐賀記念勝利とこのコースに実績はある。武豊ジョッキーのポジション取りに注目したい。

△（3）メイショウハリオ
差し馬だけにこのコースでどこまで前に迫れるか。前崩れの展開なら出番十分。

×（4）️ヒロイックテイル
名古屋GPで2着と健闘するがさすがに今回は強敵揃い。吉原ジョッキーの手腕で穴狙い。

3連単 フォーメーション
9 ⇒ 3・5・10 ⇒ 3・5・10・4（9点）
10 ⇒ 3・5・9 ⇒ 3・5・9・4（9点）

馬連
9 ⇒ 3・4・5・10（4点）
10 ⇒ 3・4・5・9（4点）

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山田 裕仁 氏：プロフィール

岐阜県大垣市出身。日本競輪学校第61期卒。KEIRINグランプリ97年、2002年、2003年を制覇するなど、競輪界を代表する選手として圧倒的な存在感を示す。2002年には年間獲得賞金額2憶4434万8500円を記録し、最高記録を達成。2018年に三谷竜生選手に破られるまで、長らく最高記録を保持した。年間賞金王2回、通算成績2110戦612勝。馬主としても有名で、元騎手の安藤勝己氏とは中学校の先輩・後輩の間柄。

脚質転換がハマった！ジレトールに戴冠の期待

海外経験もある実績馬から重賞初挑戦の新鋭まで多彩な顔ぶれとなった今年のJBCクラシック。本命は（2）ジレトールを狙う。
以前は1,400mを主戦場とし脚質も逃げ先行で戦っていた同馬は2月の芝戦で末脚を活かす競馬を演じてみてから脚質変更、そして距離も1,200mへと転じてきたのだが、これが見事にハマって1,200mのOP特別を連勝してきた。以前の行きたがるところが徐々に解消されタメが効くようになったというのがこの変化につながっており、いわばここに来て本格化してきたと見る事もできるだろう。前走は出遅れて最後方近くからの追い込みになったがベストなのは二走前の中団から差す形。その時と同じ鞍上、同じ内枠から戦えるのは幸運だし、少々の前残り傾向になっても元々の先行力でカバーできると見た。

（7）ドンフランキーが対抗。昨年のこのレースで、あるいはドバイで見せたような快速性能は当然脅威。昨年の2着にしてもあくまで展開のアヤといえるし、スピード完全発揮ならあっさり逃げ切るシーンまであっていい。懸念は臨戦過程でドバイからの直行パターンは勝ちまでは届いていない。その点で対抗の印までとした。
三番手は（12）コスタノヴァ。ダートに転じてからは6戦5勝2着1回と勢いはここでも最右翼と言っていい。時計も非常に優秀だ。こちらの懸念は距離。ここまでの走りの質はどうもマイル～中距離のそれに思える。初の1200mでどう戦えるか？は未知の部分だ。

であれば（11）クロジシジョーにもチャンスはあっていい。昨年もこのレースに登録していたが補欠から繰り上がる事ができなかった。それが今年はすんなり出走枠に入ったのだからこの1年でそれだけ力を付けたという事だ。出遅れが少し気になるが極端な不利さえなければ。（5）スペシャルエックスも54kgは戦いやすい材料。昨年も4角までドンフランキーに食らいついていた事を思い出したい。そしてもう一頭に（6）ゲンパチプライド。1,200mは忙しいが現状のデキは悪くないだけに、馬券圏内の期待をかけてみたい。

3連単 フォーメーション
2・7 ⇒ 2・7・11・12 ⇒ 2・5・6・7・11・12（24点）

馬単 通常
2=7（2点）

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横川 典視 氏：プロフィール

テシオブログ編集記者。競馬ライターとしての活動をはじめ、岩手競馬を中心に様々な方面で活躍中。

本命にしたのはウィリアムバローズです

今年も好メンバーが揃いましたが、本命にしたのは（9）ウィリアムバローズです。前走は馬場や展開が向いたとはいえ、ウシュバテソーロに完勝。東海ステークスもそうでしたが、自分のリズムで気分よく運べると相当強いです。
今回は先行有利な小回りの佐賀。どうしても逃げたいという馬がいないので、前走のように先手が取れるのではないでしょうか。

（10）ウィルソンテソーロはしばらく勝ち星がありませんが、強豪相手に安定感抜群のレースを続けています。先行でも差しでも自在にレースができることは大きな強み。コリアカップからのローテーションですが、ここも大崩れなく戦ってくれると思います。

3番手は（5）ノットゥルノ。右回りの2,000m前後で強さを発揮する馬で、今年の佐賀記念はとにかく強かったです。59キロを背負って早め先頭からのぶっちぎり。今回は休み明け、佐賀記念よりもさらに強いメンバーなので、スムーズに上がって行けるかがカギになりそうです。

高知の（4）ヒロイックテイルは名古屋グランプリでノットゥルノの2着と存在感を示し、イヌワシ賞では大差圧勝とさらなるパワーアップを感じさせました。先行集団に混じって競馬ができると思いますし、展開一つでチャンスはあると期待しています。

（3）メイショウハリオは少しリズムが狂ってしまいましたが、前走の日本テレビ盃では休み明けでも3着と力を示しました。小回りの佐賀でどこまで末脚が使えるかがポイントだと思います。
充実期に入っている北海道の（7）シルトプレまで。

3連単 フォーメーション
9・5 ⇒ 9・5・10・4 ⇒ 9・5・10・4・3・7（24点）

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赤見 千尋 氏：プロフィール

平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。現在は競馬リポーター、ライター、そしてオッズパークの予想ブログ"赤見千尋のRed View"も好評執筆中。

キングズソードの回避で何かが起こる！？

競馬をこよなく愛す人力舎芸人、アンダーパーの藤原です。
さぁやって参りました2024年JBCのメイン、JBCクラシックです！
予想を出している時からワクワクが止まりませんが、近走10年の連対馬20頭の中で18頭が単勝4番人気以内と言うカッチカチ決着が続いています！

ただ昨年のノットゥルノは5番人気で2着！
少しズレれば美味しい馬券を狙えるかも…と想像を膨らませながら一緒に予想を楽しみましょう！

本来ならば本命はキングズソードと言いたい所だったのですが、屈腱炎での回避が発表されました。
軽度との事ではありますので、しっかり治してまた強い走りを期待したいですね。

さて僕の本命はと言うと、対抗から繰り上げた(5)ノットゥルノ。
帝王賞後はJBCを見据えて休養→調整と進めていくはずが状態が上がらず前哨戦無しでの参戦に。ただ、調教では抜群の動きでレース間隔が空いた影響はさほど気にしなくて良い印象。
地方遠征はお手の物、経験値を生かせばぶっつけの本番でも好走が期待できるはずです！

そして(9)ウィリアムバローズや(10)ウィルソンテソーロも当然注目なのですが、ウィリアムバローズは初の2000ｍ、ウィルソンテソーロに関してはコリアCからの過程が吉と出るか凶と出るかわかりかねる状況…。
その中で対抗にしたのは(3)メイショウハリオです！
サウジカップの取り消しから帝王賞の大敗と、少し噛み合わない展開が続いた中での日本テレビ盃は3着と好走。
前走は好位から粘りこむ競馬でしたが、本来は勝負所で位置を上げていく競馬をするタイプ。
前走を叩いて良化してるでしょうし、キングズソードの出走取消で「注目馬が互いにけん制しあってペースが崩れる」なんて事が起きたらメイショウハリオの出番の可能性も大いにあると思っています！むしろそうあってくれ！！

他には園田所属の(2)キリンジも忘れてはなりません！
今年の佐賀記念、名古屋グランプリでの好走もあり、元々持っている力は上位陣に引けを取らない存在。
調整方法に工夫をしているとの事で、ここで一発があっても不思議じゃない存在として注目したいですね！

と、色々言ってはいますが最終的に怖くなった挙句、無意識に親指が1番人気～4番人気のボックスを押している可能性があります。
僕はそういう人間です。

3連単 フォーメーション
3・5・9 ⇒ 3・5・9 ⇒ 2・3・5・7・9・10（24点）

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アンダーパー藤原 氏：プロフィール

人力舎芸人・競馬大好き芸人・オッズパークライブMC担当。岩手県盛岡市出身

外枠からでも2頭が強い競馬を

◎を(9)ウィリアムバローズと(10)ウィルソンテソーロで迷い、(10)にした。
その理由は、逃げるであろう(9)のすぐ外枠に入ったこと。(9)の2番手外、もしくは後ろにつけてレースが運びやすそうだ。実績は言わずもがな。逃げた昨年末の東京大賞典はウシュバテソーロの半馬身差2着に粘り、帝王賞は勝ったキングズソードに食らいついて2着だった。久しぶりのコリアカップを使い、状態アップにも期待したい。

○(9)ウィリアムバローズは東海S、日本テレビ盃と今年に入り重賞2勝を挙げるように、いま力をつけている。唯一気になるのは、舞台の佐賀ダート2000mは逃げの勝率10.0％と逃げ切り勝ちが難しいコースということ。ダートでは2000メートルも初で、距離はやや長く感じるが、コーナー6回のコースで息を入れられる点はプラス。

▲(7)シルトプレはエルムSで追い込んで4着。佐賀競馬場は小回りコースだが、意外と差しも届くのが特徴で、思い切って狙いたい。鞍上の石川倭騎手は佐賀で期間限定騎乗を過去3回、行っており、期間中のリーディングに輝くこともあったため、コース攻略もバッチリだ。

△(5)ノットゥルノはここを大目標に、今年は佐賀記念、名古屋グランプリと小回りコースを意識して使ってきた。

△(3)メイショウハリオは近走、砂厚10cmの大井や12cmの船橋で苦戦傾向で、11cmの佐賀がどうかだが、砂質としてはこちらの方が走りやすいのではないか。4番より内枠に入ったJRA馬はJBCクラシックで好走というデータもある。

×(2)キリンジは今年の佐賀記念2着。真面目に走らない面が地方移籍後も悩みの種だが、相手なりに走れる点はダートグレード向き。
×(1)ガルボマンボは佐賀コースと相性のいい高知所属馬。長距離、内枠、ハイペース、乾いた馬場を好む。

3連単 流し
9 ⇒ 10 ⇒ 1・2・3・5・7（30点）

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大恵 陽子 氏：プロフィール

競馬リポーター。関西を拠点に、地方競馬とJRAの二刀流。グリーンチャンネル『地方競馬中継』、『アタック！地方競馬』コメンテーター、ラジオNIKKEI『競馬LIVEへGO！』、YouTube『ヨルノヲケイバ』（高知）、『SAGAリベンジャーズ』（佐賀）などに出演中。
また、優駿『地方競馬トピックスWEST』、週刊競馬ブック『地方競馬WEST通信』、馬事通信『地方競馬Eye』のほか、netkeiba、うまレター、NumberWebなどでも地方競馬にまつわるインタビューやコラムを執筆。

本命はウィルソンテソーロ

◎は（10）ウィルソンテソーロ。海外でも活躍する実力馬。ここもレベルの高い競馬をしそう。少し気になるのが韓国遠征後の初戦。それでもここは持ち前の決め脚に期待します。

○は（5）ノットゥルノ。（9）ウィリアムバローズに続いてのゲート出から良い展開になりそう。2月の佐賀記念では斤量59キロでも勝利しており期待の一頭。この3頭を軸に勝負したいと思います。

▲は（9）ウィリアムバローズ。唯一の逃げ馬。前走船橋の1,800mでウシュバテソーロに勝った実績もあり、2,000mと距離が伸びる中で小回り活かして自分の競馬が出来れば面白くなりそうです。

（3）メイショウハリオ、（4）ヒロイックテイル、（2）キリンジを紐に予想しました。

3連単 フォーメーション
10・9・5 ⇒ 10・9・5 ⇒ 10・9・5・3・4・2（24点）
馬単
10・5 ⇒ 3・4（4点）

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AKI 氏：プロフィール

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。2013年4月～2018年3月まで飯塚オートイメージガール3代目「勝利の女神」として活動した後、レポーターを経て、現在は飯塚オートCS放送、ネット放送のメインMCを担当。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベントやYouTube配信などに出演中。

半官贔屓の私には

どうしてもJRAの馬が毎年よく見えていまうJBCクラシック。確かに（5）ノットゥルノが中心になりそうだが、直前の大井で敗戦。

それから期間はもちろん空いているのだが、そこまで信頼していいものなのか？個人的に期待したいのは（4）ヒロイックテイル。帝王賞は残念な結果に終わっているが、直前のイヌワシ賞では見事な粘りのレース。

騎手が吉原に変わって一変したところに期待したい。相手はJRA勢に。頭がヒロイックテイルならそこそこの高配当が見込めるのでは？

3連単 フォーメーション
4 ⇒ 5・9・10 ⇒ 5・9・10・6・7（12）
馬単 通常
5・9・10 ⇒ 4（3）
3連複 フォーメーション
4 ⇒ 5・9・10 ⇒ 1・2・8（9）

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橋本 悠督 氏：プロフィール

1972年5月17日生。関西・名古屋などでFMのDJを経て、競輪の実況アナウンサーへ。実況歴は18年。最近はミッドナイト競輪in小倉を中心に活動中。番組内では「芸術的なデス目予想」といういいのか悪いのかよく分からない評価を視聴者の方から頂いている。

武豊JBCクラシック9勝目を賭けてノットゥルノ

（5）ノットゥルノは別定59キロで圧勝した佐賀記念JpnIIIはちょっとした衝撃だった。4コーナー手前で先頭に立つと、直線ではほとんど追われないまま。今年のJBCの舞台が佐賀となることから、そのときから目標として同じ舞台の佐賀記念JpnIIIに出走したという。その後は、名古屋グランプリJpnIIも単騎大逃げで圧勝。ジャパンダートダービーJpnI以来のJpnI制覇に期待が高まる。もし勝てば武豊騎手は2016年のアウォーディー以来、JBCクラシックは9勝目となる。

（10）ウィルソンテソーロはGI/JpnI・2着3回で勝利には至っていないが、いずれも僅差で惜しいレースばかり。昨年地方のダートグレード3連勝からその快進撃がはじまり、名古屋、金沢という小回りコースも経験しているだけに、佐賀でも能力を発揮できそう。

（9）ウィリアムバローズは、前走日本テレビ盃JpnIIでは、前半ゆったりしたペースで中盤からペースアップしてのロングスパートという、坂井瑠星騎手の絶妙な逃げでウシュバテソーロを完封。確たる逃げ馬がいない今回のメンバーでどんな手に出るか。

近走不信のJpnI・3勝馬（3）メイショウハリオは復活を賭けて臨む一戦。

名古屋グランプリJpnIIでは大逃げのノットゥルノを早めにつかまえにいって2着と好走した（4）ヒロイックテイルも侮れない存在。さすがに勝つまでは難しいが、ヒモ穴としてはおもしろそう

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斎藤 修 氏：プロフィール

NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。