兵庫ジュニアグランプリJpnII
11月25日(木)園田競馬場 15:40 発走

兵庫ジュニアグランプリJpnII
11月25日(木)園田競馬場 15:40 発走

著名人予想

兵庫ジュニアグランプリ 発走時間 15:40
兵庫ジュニアグランプリ
予想印
著名人予想
               
1 1 ネフィリム
2 2 イネッサ
3 3 エンリル
4 4 イチローイチロー ×
5 5 コンバスチョン
6 ヒストリックノヴァ
6 7 トモノボーイ
8 プライルード ×
7 9 バウチェイサー
10 セキフウ
8 11 ドームサウナ
12 ワイドオープン
須田鷹雄

須田鷹雄兵庫ジュニアグランプリ予想

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ダート替わりでの一変を期待する

◎(4)イチローイチローはデビューから3戦芝を使われ、ここが初ダート。父カレンブラックヒルはフェブラリーSで人気を裏切ったためダートはダメという印象を持っているファンがいるかもしれないが、種牡馬としてはむしろダート種牡馬。中央での産駒成績も、芝の複勝率19.5%に対しダート28.2%。本馬は芝でもある程度位置を取れるスピードがあるし、鞍上は園田を知り尽くした岩田康誠。どのような仕掛けをするのか楽しみだ。中央2勝馬の○(5)コンバスチョン、▲(10)セキフウがともに崩れることはないと見て、◎と○▲で1,2着もしくは1,3着という3連単で。

【フォーカス(買い目)】
3連単 フォーメーション
4 ⇒ 5・10 ⇒ 5・6・8・10(6点)
5・10 ⇒ 4 ⇒ 5・6・8・10(6点)
4 ⇒ 5・6・8・10 ⇒ 5・10(6点)
5・10 ⇒ 5・6・8・10 ⇒ 4(6点)

【須田鷹雄:プロフィール】
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。

浅野靖典氏

浅野靖典氏兵庫ジュニアグランプリ予想

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園田は差し追い込みが効くコース

これまでに兵庫ジュニアグランプリを勝利したのは、JRA所属馬か兵庫以外の地方所属馬。賞金額の上昇によって兵庫にもセリ市場などで高い評価を受けた馬が入るようになってきたが、馬房がなかなか空かないという関係も含めて、2歳馬に関してのレベルアップは来年以降だろう。今年の兵庫所属の出走馬も印象的には微妙。というのも実力がある馬はここに出ないで、一般戦や兵庫ジュニアカップを目指すほうが賞金を獲得できる可能性が高いという事情もある。なので今年もJRA勢が中心。そのなかで注目したいのは差して2勝している(10)セキフウだ。逃げ先行タイプがそれほど強力という感じではないのでペースは平均的になると思うが、それでもやはり日本一の小回りコース。1コーナーをキレイに回るために多くの馬がスタートから出していくだろう。そうなると恵まれるのは差しタイプ。流れに乗れそうな(5)コンバスチョンも有力だ。(6)ヒストリックノヴァは今回から大井所属で、JRA所属に準じると考えて三つ巴にする。3列目に門別から大井に移った(8)プライルードと初ダートでも侮れない(4)イチローイチロー。

【フォーカス(買い目)】
馬連 ボックス
5・6・10(3点)
3連単 フォーメーション
5・6・10 ⇒ 5・6・10 ⇒ 4・5・6・8・10(18点)

【浅野靖典氏:プロフィール】
競馬キャスターとして活躍。全国の競馬関連施設や競馬場巡り、競馬史研究などをライフワークとしている。

赤見千尋氏

赤見千尋氏兵庫ジュニアグランプリ予想

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レース巧者ヒストリックノヴァがダートで駆け抜ける

今年も中央地方と好メンバーが集まりました。
まず注目したのは(6)ヒストリックノヴァです。
芝で2戦したのち、初ダートに挑戦したレースでは、4コーナーで押し上げて先頭に並ぶと、直線7馬身も突き放す強いレースで初勝利。高いダート適性を示しました。
前走のエーデルワイス賞は初の地方コースで重いダートが特徴の門別でしたが、2番手から先頭に立つ王道のレース運び。最後はスピーディキックの決め手に差されたものの、負けて強しの内容でした。
今回は大井所属となり移籍初戦、初の園田と初ものづくしではありますが、レースが上手な馬なのでこなしてくれると思います。

対抗はJRAの(5)コンバスチョン。
ヤマボウシ賞では中団から徐々に追い上げて直線の追い比べを制しました。これでデビューから2連勝と、相当な能力の持ち主ですね。
本命にしようかとも思ったのですが、今回は初めての右回りで超小回りということを考えて対抗にしました。

3番手評価にしたのはJRAの(10)セキフウ。
未勝利戦勝ちから2連勝とこちらも勢いに乗っています。
前走はスタートひと息だったので、小回りの園田でどのくらいのポジションが取れるかがポイントになりそうです。

兼六園ジュニアカップを逃げ切った(3)エンリルは好枠に入りました。
前走のJBC2歳優駿はかなり厳しい展開になりましたが、この経験は今後に活きて来るはず。
今年も北海道デビュー組は各地で活躍が目立つので、逃げてどこまで粘れるか注目しています。

移籍初戦を圧勝した地元兵庫の(9)バウチェイサー、初ダートでも岩田康誠騎手騎乗の(4)イチローイチローまで。

【フォーカス(買い目)】
馬単 流し
6 ⇒ 3・5・10(3点)
3連単 フォーメーション
5・6 ⇒ 3・5・6・10 ⇒ 3・4・5・6・9・10(24点)

【赤見千尋氏:プロフィール】
平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。現在は競馬リポーター、ライター、そしてオッズパークの予想ブログ"赤見千尋のRed View"も好評執筆中。

斎藤修氏

斎藤修氏兵庫ジュニアグランプリ予想

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大井移籍初戦ヒストリックノヴァに期待

(6)ヒストリックノヴァは、ダート未勝利戦を圧勝して臨んだエーデルワイス賞JpnIIIでは、直線先頭でほとんど勝ったようなレース内容で惜しくもクビ差2着。その実績ながら、この時期に地方移籍はめずらしい。たしかにこのあと3歳になるとダートなら南関東のほうが選択肢が自由になる。逃げ馬が多数というメンバーだが、好位で折り合えば粘り込みが叶いそう。
(10)セキフウはダート未勝利戦からなでしこ賞を連勝。そのなでしこ賞は、スタートで出負けして後方からとなったが、早めに外に持ち出して直線外から差し切った。未勝利戦を勝ったときは外枠から好位を楽に追走しての抜け出しというレースをしており、今回も外目の枠に入って同じようなレースができれば小回りコースもこなせそう。
JBC2歳優駿JpnIIIではブービー13着と大敗した(3)エンリルだが、先行争いが短距離戦なみのハイペースとなっては仕方ない。とはいえ、その厳しいペースの経験は生きるはず。今回は3番枠に入ってハナをとってマイペースならそのまま粘り込む場面もありそう。
(5)コンバスチョンは、東京、中京のダート1400メートルで2連勝。今回は右回りのコーナー4つの1400メートルという、まったく違ったコース形態でその能力が発揮できるかどうか。
北海道から大井への移籍初戦となる(8)プライルード、ダートの未勝利戦を勝って臨む(7)トモノボーイらにも上位の可能性はありそう。

【斎藤修氏:プロフィール】
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。

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