クラスターカップ

クラスターカップ 発走時間 16:40
クラスターカップ
予想印
著名人予想
               
1 1 ダンシングプリンス
2 2 グレートコマンダー
3 3 ナラ      
4 リメイク
4 5 スティンライクビー    
6 フィナルタ    
5 7 ルチルクォーツ
8 マイネルヘルツアス
6 9 クレールアドレ      
10 ユアマイラブ    
7 11 ジャスティン
12 カミノコ  
8 13 オーロラテソーロ
14 リュウノユキナ
浅野靖典氏

浅野靖典氏クラスターカップ予想

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前日の雨はなかなかハードなものでした

クラスターカップの前日、月曜日の盛岡競馬場におりますが、午後3時くらいから滝のような雨が降ってもう大変。客はスタンド内で過ごせるからいいのですが、屋外の特設店舗のスタッフは客は来ないわ雨は吹き込むわで、とてもキビシそうな雰囲気でした。

そしてレースも大いに変化。7レースくらいまではインコースがまったく使えかったのですが(多くの騎手も避けていました)、8レースからは内に蹄跡がたっぷり。生ぬるい南風も吹く雨模様はクラスターカップの当日も続きそうで、ハッキリ言って外枠はきついかなと思います。
ただ、クラスターカップは出走馬の力量差が大きくなりがちで、今年も同様のメンバー構成。7枠8枠のJRA所属馬でもそんなに苦労せずに先行策を取れると思います。

しかし今回の馬場状態なら(1)ダンシングプリンスが有利。前走の門別も現地で見ましたが、海外遠征帰りでも迫力ある馬体で「こりゃ逆らえん」というオーラを放っていました。今回もその勢いは信用できるとみてアタマ固定で攻めていいでしょう。

続く2番手には51kgが有利になる(4)リメイク。外枠のJRA馬3頭は、3着付けを7割、2着付けを3割という感じで強弱をつけていきます。

あとオマケですが、そのほかのレースでは内枠が断然有利。近走がビミョーな成績でも、内枠だったらノーマークにするのは危険だと思います!

【フォーカス(買い目)】
3連単 フォーメーション
1 ⇒ 4 ⇒ 11・13・14(3点)
1 ⇒ 11・13・14 ⇒ 4(3点)

ワイド
1 - 4(1点)

【浅野靖典氏:プロフィール】
競馬キャスターとして活躍。全国の競馬関連施設や競馬場巡り、競馬史研究などをライフワークとしている。

赤見千尋氏

赤見千尋氏クラスターカップ予想

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4連勝中のダンシングプリンスVS昨年の勝ち馬リュウノユキナの戦い

4連勝中の(1)ダンシングプリンスVS昨年の勝ち馬(14)リュウノユキナの戦いだと考えます。
ダンシングプリンスは未勝利を勝ち切れず、船橋で力を付けてJRAに戻り花開いた馬で、その後の活躍が嬉しい限り。
対してリュウノユキナは門別デビューからJRAに移籍した馬で、こちらも現在の活躍が嬉しい限りです。
地方で土台を作ってJRAでさらに成長した2頭ですから、どちらも勝って欲しいところですが...。

本命にしたのは(14)リュウノユキナ。 昨年のクラスターカップでは最内を突いて突き抜けました。馬の頑張りはもちろん、ベテラン柴田善臣騎手のエスコートも光りましたね。
ずっと上位争いをしていますが、クラスターカップ以来勝ち星がなく、昨年と同じ55kgで出走出来るというのは大きなアドバンテージでしょう。
今回は急きょ騎手変更ということになりましたが、地元岩手のトップジョッキーである村上忍騎手にバトンタッチしたわけですから、大外枠からでも上手く流れに乗って、連覇を果たしてくれるのではないかと期待しています。

(1)ダンシングプリンスは最内枠をゲット。
今回はリュウノユキナより1kg重い56kgになりますが、スピードを活かして自分の競馬に徹することが出来そうです。

この2頭が抜けて強いと思っていますが、注目しているのが3歳馬(4)リメイク。
川田将雅騎手が51kgで騎乗します。
初古馬、初地方、初の1,200mという初ものづくしではありますが、ここに入ってどんなレースを見せてくれるか楽しみにしています。

(11)ジャスティンは前走で久しぶりの勝利を挙げました。
58.5kgを背負って、58kgのリュウノユキナに勝ち切りました。
今回も58kgと重い斤量を背負いますが、積極的な立ち回りを見せてくれると思うので、この馬がどこから上がって行くかが展開のカギを握っていると思います。

もう1頭のスピード馬(13)オーロラテソーロの出方も要注意でしょう。

【フォーカス(買い目)】
3連単 フォーメーション
14 ⇒ 1・4 ⇒ 1・4・11・13(6点)

【赤見千尋氏:プロフィール】
平成10年10月高崎競馬場にて騎手デビュー。以来、高崎競馬が廃止される平成17年1月まで騎乗を続け2033戦91勝。現在は競馬リポーター、ライター、そしてオッズパークの予想ブログ"赤見千尋のRed View"も好評執筆中。

斎藤修氏

斎藤修氏クラスターカップ予想

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リュウノユキナ連覇に期待

(14)リュウノユキナの連覇に期待する。一昨年9月以降ダート短距離でほとんど連対を外さない好走を続け、JBCスプリントJpnI(金沢)は5着だったが、必ずしも得意とはいえないコーナー4つの1,400m。カペラステークスGIII、前走北海道スプリントカップJpnIIIではダンシングプリンスに先着されているが、今回は別定重量でリュウノユキナのほうが1kg軽くなった。

一方の(1)ダンシングプリンスも、サウジアラビア遠征も含めて目下4連勝と底を見せていない快進撃。別定重賞ではリュウノユキナに対して不利な立場になったが、今回56kgは前2走より1kg軽くなった。得意とするダート1,200m戦で甲乙つけ難い成績だが、おそらくダンシングプリンスのほうが人気になるであろうことから、配当に期待してリュウノユキナを本命とした。

斤量的なことでいえば、3歳の(4)リメイクは重賞勝ちがなく51kgでの出走。1番人気に期待された前走ユニコーンステークスGIIIは6着だったが、勝ち馬とはコンマ2秒差。直線半ばまでは勝ったかという手応えで最後100メートルで失速してしまったが、レース後の福永祐一騎手のコメントによると「距離に限界がある」とのこと。今回初めての1,200メートルだが、むしろ距離短縮はプラスではないか。さすがにこの時期だけにこれまで3歳馬は出走自体が少なかったが、今年27回目のクラスターカップJpnIIIで史上初の3歳馬の勝利となるかどうか。

(13)オーロラテソーロも一昨年のユニコーンステークスGIIIで12着に惨敗した後は1,400メートル以下を使われてきた。初めての地方のダートと真夏の輸送競馬がどうかはやってみないとわからないが、時計の速い盛岡ダートなら問題ないだろう。

(11)ジャスティンはJpnIIの東京盃制覇を含めダートグレード3勝で別定4kg増の58kg。前走大和ステークスは58.5kgで勝っているが、他の中央馬が56kg以下でのこの重量は楽ではない。2016年には60kgを背負ったダノンレジェンドが勝った例もあるが、あれはさすがに別格だった。

【斎藤修氏:プロフィール】
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。

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