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2026年5月31日   第69回 百万石賞(グレナディアガーズ賞)3歳上サラ系一般 別定 (金沢競馬)  

金沢競馬   第10レース   上積みは大!基本性能も上回るクーアフュルスト
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-4_kanazawa.jpg 2016年から2100mに距離短縮、2020年には前哨戦のトライアル・利家盃が新設。同じ体系で行われたのは過去6年だが、昔から「荒れる百万石賞」の異名もあり、ハクサンアマゾネス4連覇中の時ですら一昨年以外は2~3着が平穏な決着とは言えず。6年前も利家盃4着→3着→2着→1着と全く逆の着順になる決着で3連単7万円台。2番人気ナミダノキス→1番人気マンガンの決着だった昨年も8番人気ウェザーコックが3着に食い込んだ。高配の使者は「利家盃3着以下」「7歳以上ベテラン」や「牝馬」「重賞経験の少ない中1週で臨んできた馬」という傾向がある。
 さて、昨秋以降、重賞を複数勝っている馬がいない今の中長距離重賞戦線。前哨戦・利家盃の1着・2着・3着も当時の状態や勢いもモノを言った結果。当然、2着(10)クーアフュルスト、3着(8)ナミダノキスはここに向けて態勢を上げてきている。かと言って、勝った(2)シンリミテスもまだ進化する可能性を残している気性の馬。主力3頭の見解だが、順序付けが難しい。また、展開的には(1)アオイミモザ、(2)シンリミテス、(10)クーアフュルストで前を固めそうな加藤和義厩舎勢を崩しに出る馬がいるかどうかで結果も変わってきそう。

 ◎は(10)クーアフュルスト。緩急のキツい展開で追込決着・他地区強豪相手の北國王冠4着も先頭で直線に向き、12月の中日杯は着差以上の強さで昨季後半は金沢最強の座に。ただ、今春の兵庫から帰厩時は毛ヅヤとトモの感触ひと息。立て直しメインの仕上げだったはずの利家盃だが、離れ3番手から2着なら及第点。今回の方が態勢アップは疑いないし、100mでも距離が延びるのは歓迎。中日杯の再現可能と見た。

 ○は(2)シンリミテス。当時の今季1500m最速時計で勝った転入初戦が昨季A1馬や中央3勝馬相手に衝撃の大差勝ち→馬なり圧勝で臨んだ利家盃も完勝。気性・発馬が課題だった中央時も良績は1800m前後なら少々の距離延長は問題あるまい。良好だった態勢もキープどころか更に上昇の可能性すらある中間の攻め内容。スンナリ先行しての重賞連勝も十分。

 ▲は(8)ナミダノキス。昨年の勝利は利家盃5着からの変わり身。順調さを欠いた後の12月2着→2着時より馬体回復・馬力アップを期待した今季、道中モタつき遅れ差しの4着→3着→3着は物足りないが、大目標はここに設定しての出走だったはず。前進あるのみの態勢、本来の追い上げ・末脚の威力が戻れば連覇も十分。

 △は(11)リュウノブレイク。昨年末1500mのファンセレクトCで追込を決めて重賞制覇、ひと冬越した開幕戦1700mでも直線一気を決め、一躍当地トップの存在に。前走・JBCイヤー記念は前残り展開に泣いただけの2着。そこからレース間隔を取った臨戦過程からも、かつて凡走の要因だった鼻出血・ゲート難が再燃しないか、昨年はこのレース8着・中日杯4着だった2000m超に対応できるかが鍵になるが、克服すれば直線で上記馬に肉迫も。

 注は(1)アオイミモザ。僚馬(2)シンリミテスに少し劣る中央時の戦績だが、中央2勝(ダート1600m)は同じ。気性的にベストのマイペース逃げが叶ったとはいえ前走は強かった。その時とは相手が違いすぎるものの、態勢的な上積みもありそうな姿で、有力馬と未対戦は逆に魅力。逃げて粘り込む可能性あり。

 穴は(4)ダイヤモンドライン。長距離重賞での入着率は高く、過去この重賞2着・5着、昨年の中日杯も3着。例年も春先ひと息で、5月頃から上向く傾向だが、今年も同じような上昇を辿っているのは距離不足・他地区の強敵相手の前走牝馬重賞3着の姿・走りでも実証。ここも終い勝負に徹するはず、乱戦になれば突っ込んでくる。

おすすめ買い目

馬単 10→2 10→8 2→10 8→10 10→11 10→1 10→4

 

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