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2025年11月27日 第21回 笠松グランプリ(SP1)3歳以上 ・オープンサラ系3歳以上 別定 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第11レース 今年も超豪華メンバーだが、地力と安定感を兼備したアウストロが馬券の軸
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 竹中嘉康"
今年で第21回を迎える笠松グランプリ。ダートグレード競走ではないものの、中央勢がいない中で1着賞金が1400万円と高額なのもあって例年豪華なメンバーになるが、今年も地方のトップスプリンターが全国から顔を揃えた。中でも中心に推すのは浦和の◎(3)アウストロ。先行力としぶとい伸び脚を兼備したタイプで大崩れの心配が少ない。5月にはオグリキャップ記念2着と笠松コースに不安がないのも買い材料だ。相手筆頭は兵庫の○(4)エコロクラージュ。約3カ月の休養から復帰初戦となった2走前の佐賀・サマーチャンピオンで3着、前走の盛岡・南部杯で5着とダートグレード競走で善戦と底力は十分。地方馬限定のここなら地力上位のはず。△(12)デステージョは4月にエスポワール賞、7月にポラリスサマースプリントと今シーズンは重賞2勝と充実。コンスタントな末脚が魅力で距離延長もプラスとみる。昨年の笠松グランプリを勝ち連覇を狙う×(6)ストリームもすんなり先行できれば再現が可能だし、前走で重賞を勝った×(8)ミスズグランドオーも勢い十分で上位争いが期待される。迎え撃つ東海公営勢の中でこれら強力な遠征勢と互角に渡り合えるとすれば▲(2)コパノエミリアだ。3走前には川崎・関東オークス2着、2走前に船橋・マリーンC着とダートグレード競走で通用する実力の持ち主。距離短縮への対応が鍵だが、3歳牝馬ゆえ53キロで出走できるのは有利。一発があっても驚けない。
◎(3)アウストロ 南関東で勝ち鞍を量産して昨年12月に浦和・ゴールドCで重賞初制覇を成し遂げると、続く名古屋・梅見月杯も制し、長距離輸送や右回りに問題がないことを証明。5月にはオグリキャップ記念で2着と笠松コースに実績があるのも心強く、好位キープから手堅く抜け出すとみた。
○(4)エコロクラージュ 3歳時から園田オータムトロフィー、楠賞勝ちと兵庫重賞戦線で活躍した素質馬。その後も兵庫ゴールドC、高知・福永洋一記念と合計重賞4勝。またここ2走ではダートグレード競走で地方馬として最先着しており、その実力は折り紙付き。地方馬限定のここなら勝機十分。
▲(2)コパノエミリア 門別デビューで2歳時には笠松に在籍。ラブミーチャン記念、ライデンリーダー記念でともに3着の実績がある。中央を経て4月に名古屋へ移籍すると、名古屋と園田で重賞3勝。6月にはダートグレードの関東オークス2着の実績もあり、素質はここでも互角以上。
△(12)デステージョ 門別デビューで2歳時にはJpnII・兵庫ジュニアグランプリ3着の素質馬。長らく重賞では善戦こそすれど勝ち鞍がなかったが、5歳になった今年4月にエポワール賞、7月にポラリスSと重賞2勝。末脚勝負のタイプで距離が1400mに延長されるのはプラスのはず。
×(6)ストリーム 昨年のこのレースの勝ち馬。春のオグリキャップ記念では内でモマれたぶんもあってか8着に敗れたが、その後はグランシャリオ門別スプリント勝ちを含め重賞戦線で上位争いを繰り返している。やや勝ち味に薄くなった印象はなくもないが、持ち前の堅実味を評価したい。
×(8)ミスズグランドオー 中央で4勝を挙げてオープンまで出世。重賞勝ちこそなかったが、オープン特別3着と実績は十分。南関東での1勝を経て4走前から高知へ移籍すると、2走前の園田チャレンジC2着、前走の金沢スプリントCで重賞初制覇。7歳馬だが無視できぬ勢いがある。
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