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2025年10月11日   第1回 金沢鼓門賞【金沢スプリントカップTR】3歳上サラ系3歳以上 別定 (金沢競馬)  

金沢競馬   第8レース   競られず逃げられる!ハクサンパイオニア信頼
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-2_kanazawa.jpg 金沢スプリントカップ(10月25日・地方全国交流)トライアルの1400m準重賞だったが、今年から重賞に昇格。前3年は暑い時季や重賞の谷間で5頭・5頭・7頭と少頭数、毎開催のように重賞が組まれている関係などで今年も手頃な8頭立てに。参考レースは同距離の7月20日・日本海スプリントと9月14日・百万石スプリントだが、その両方で展開の鍵を握っていたプレシオーソが今回は不在。定量で戦えて先行馬が減る顔ぶれなら(6)ハクサンパイオニアはどう見ても有利に逃げられそう。信頼の◎。焦点は2~3着争い。当日の降雨による馬場傾向や隊列・流れ次第で全馬に浮上の可能性ありそうだが、久しぶりの1400m・2~3番手に対応できれば充実の4歳(8)ハクサンツキミテイが最有力。好位置を運べそうな牝馬(5)リケアマロン、(3)コパノフランシスも上位争い必至と見る。

 ◎は(6)ハクサンパイオニア。これまで全勝だった当地1400m・逃げで初めて崩れた7月の日本海スプリントは酷な斤量59キロ+プレシオーソに内から早めに交わされた影響が大。通常の57キロで自分の競馬なら前走・百万石スプリントは巻き返しの快勝。昨年は10月に連敗しているが、夏の遠征後かつ微妙に長い1500mで気にする必要はあるまい。開催中止後の約2ヵ月ぶりを使って中3週で適距離のここへは予定通り、順調そうな調整ぶり。同型減・斤量増なしなら、逃げ切り濃厚。

 ○は(8)ハクサンツキミテイ。昨年転入からオール連対。3敗は連闘の1400m3歳重賞と5~6走前で、いずれも勝ち馬を褒めるべきもの、5走前は1900mも少々長かった感。開催中止も挟んで1700mで逃げか2番手での目下4連勝中。僚馬ハクサンパイオニアがいてベストの逃げはあり得ないだけに立ち回りが鍵になるものの、半姉ハクサンアマゾネスに比べると短い距離の方が良さそうな馬体でもあるし、充実期を迎えている4歳牡馬。もしかするとパイオニアを上回る走力を備えた可能性あり、昨年12月以来となる忙しい1400mに戸惑うことがなければ逆転もあり得る話。

 ▲は(5)リケアマロン。お松の方賞2着までの春より状態を上げてきて、3走前・金沢クイーン賞4馬身差完勝で当地牝馬最強を実証。読売レディス杯大敗は強敵以上に積極策が裏目に出た印象あり、厩舎浸水→放牧明けの前走・イヌワシ賞はハイペース2000m外追走も伸び案外の要因。中1週の連戦・距離短縮で無理なく好位置なら変わってくる可能性は十分。

 △は(3)コパノフランシス。高知時に準重賞勝ち。当地でも1400~1500mで折り合ってロスなく運べばA1で2着・3着は多数、3月は1500mの2組準重賞勝ち。3走前・金沢クイーン賞のように前半ゴチャつかなければ、前走・百万石スプリント3着同様に上位を狙える枠順と好調教。

 注は(2)ジェイケイファイン。細くも映る体つきだが、昨夏の浦和1400mB3逃げ切りは463キロ。同程度なら問題ないようで、使いつつベストの逃げ叶わなくても差し込むようになり、前走は道中イン→直線大外の立ち回りで伸びて3着コパノフランシスにハナ差まで迫った。難しい気性が手の内に入ったことが大きく、同条件であれば3着十分。

 穴は(7)ヤマメクィーン。当地10戦10勝から4月以降は一進一退も、当日のテンション高さ抑制・春より馬体良化で5走前1400mを快勝→牝馬重賞3着。A1だと1700mは少し長く感じるが、5頭立て・強敵失速とはいえ前走は1400mに戻って内から差し切り。一転して攻めセーブ・相手強化の今回は微妙な気はするものの、むしろ前走より当日落ち着いて臨めるようならいい方に出る可能性も。

おすすめ買い目

馬単 6→8 6→5 6→3 6→2 6→7 8→6

 

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