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2025年5月26日 ジョッキーズチャンピオンシップ第3戦B2一サラ系3歳以上 定量 (金沢競馬) ツイート
金沢競馬 第11レース 自慢の末脚で突き抜ける!レギウス=矢野貴之騎手
"競馬カナザワ 大井 明洋"
近走成績等で馬を有力な方から「A」「B」「C」とランク付けされてはいるが、そこまで大きな力差はなく、大半の馬が3着圏内のメンバー構成。まして各地の名手が馬の違った面を引き出す可能性もあるジョッキー戦。予想は非常に難しい。ポイントは展開で、最内と外目に複数いる先行勢の出方がレースを左右するはずだが、逃げ馬スノープリンセスらがいれば落ち着いた流れはあり得ない。それなら1500m向きを前走で実証した末脚自慢(2)レギウスを中心視すべき。(11)イロハニオエもスンナリ先行かつ外を回りすぎる位置にならなければ前走くらいは計算できる。立ち回りの工夫があれば前走で崩れた(6)フェイマスグラースも反撃可能。実力馬(8)レムリアンシードも今季初の連戦で変化があっていい。高配当の使者になり得るのは差し脚のある馬で、該当は(3)タイガードラゴン、(5)デルマウオッカ。
◎は(2)レギウス。開幕戦は4コーナーでフワっとしてしまい早目先頭が仇、その後2戦は流れ・隊列・馬場傾向も向かず。末脚自慢も展開に左右され、絶好調でもあった昨季終盤の優秀な走りには及ばないレース内容が続いていたものの、今季初の1500mだった前走は頭数減・ロスなく進出も叶ったとはいえ距離延長で追走にも余裕が出ての完勝劇。体重増の良し悪しはともかく見た目にも春先より馬が良くなっているように映るし、今回も同距離は何より。多頭数の内枠にはなるが、明らかな先行馬も複数いれば追い上げやすいバラける展開にもなるはず。好走時の走力比較で見劣る相手でもなく、どこを通って差し込んでくるかだけ。
○は(11)イロハニオエ。昨秋の転入時は好状態とは言い難く、12月の1戦は案外な離された4着も、冬季休養でリフレッシュして今春は順調。今季初戦2着後も使い込めているし、見た目も使いつつ良化中、今回は好時計の追い切りも消化。身のこなしや気性的に器用な競馬が難しくて不安定さはあるものの、最前列なら力発揮は前走の接戦2着で実証。逃げ候補スノープリンセスの外を引いた点でもレースはしやすく、ロスの大きい競馬にさえならなければ好レースに。
▲は(6)フェイマスグラース。道中で外から来られた前走は気性的なモロさを露呈した7着だが、通常の追い切りも消化したように変調はないはず。今季は前で競馬をしているものの、JRAでの3着・4着は1700m・追込。外に先行馬がいる微妙な並びとはいえ、1500m以上で急がせない競馬をさせた方がいいのは間違いない。うまく流れに乗って走る気を引き出せば勝負になる走力あり。
△は(8)レムリアンシード。中央1勝・南関東B3まで好走は1200m。昨秋の再転入後A2で2着・3着も1400m。本来なら勝って不思議ない実力は強調したい。案外な今季の結果を見ると、状態と1500m対応が微妙だが、今季初めて連戦できる点はプラスのはず。2列目イン辺りの展開にも対応できるし、背腰が少しでもパンとして出脚や道中の動きが改善すれば上位争いに加われる。
注は(3)タイガードラゴン。3月の転入後は道中で動いていって直線失速のレースを続けていたが、先行勢が息の入らない流れになった前走は展開もハマってマクり差し炸裂。ただ、芝とはいえ元々が中央1勝馬でもあり当地B2なら勝利も全く驚けない。展開・ひと脚の使いどころ一つで、ここも出番があっていい。
穴は(5)デルマウオッカ。開幕戦大敗後は3開催休み。約2ヵ月ぶりの前走だったが、スタート後に手綱が抜けて騎手落馬。ただ、カラ馬ながらレースを走り切っており、実質的には叩き2走目。年齢的にも微妙な感触の現状ではあるものの、昨季はマクる競馬で常にB1好戦。前が厳しくなる流れなら浮上しても不思議ない。
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