Odds Park 競馬

　今日のメインはＢ－１組の師走特別。前走勝ちの馬が多く、これらが有力になってくるが、各馬の力量は接近して混戦模様だ。◎(２)レッドゲートは初距離だった前走を快勝。少し展開も向いたが、適性の高さを感じさせるには十分で昇級のここでも楽しみ。前走の勝ちっぷりが良かったのは○(９)ヴァシロペス。すんなり２番手をキープできたとはいえ、ゴール前の手応えは余裕があり、着差以上に強さと好調さを感じた。３走前で1600ｍにメドがついているのも心強い。10月に除外明けから復帰後は５→４→１着と順調に良化中の▲(７)トーホウパラダイス。特に前走では道中後方から一気にマクってゴール前では手綱を緩める快勝劇。脚質的に距離延長はプラスで極端に時計が速くならなければ、１組に上がっても好勝負可能とみる。そのほかにもどんな展開でも大崩れなくまとめられる堅実派の△(８)アヴィエーター、近況末脚に切れ味が増し、６歳暮れとは思えぬ充実ぶりを見せる×(１)パッドゥラパン、距離延長で変わり身がありそうな×(３)チュウワジョーダンも押さえておきたいところ。

◎(２)レッドゲート　中央では３走して９着が最高だが、笠松転入後は（５・１・１・１）のハイアベレージ。パドックではうるさい面を見せるが、レースでは堅実に追い込んでいる。脚質的に距離が延びるのはプラスと見ていた前走を快勝。距離２走目の上積みを考えると相手強化でも期待大だ。

○(９)ヴァシロペス　スローペースの中、２番手の外ですんなり運べたとはいえ、前走はゴール前で流す余裕があった。転入後は好走が続かずムラな面はあるのかもしれないが、前走を見ての通り潜在能力は高い。1600ｍで２着の実績もあり、距離延長は問題あるまい。

▲(７)トーホウパラダイス　中央→名古屋を経て９月に笠松へ移籍。４走して１勝、そのほかの３走も掲示板を確保と、追い込み一手ながら手堅い末脚で見せ場を作り続けている。特に前走の切れ味は見事で陣営も完全に手の内に入れた感がある。相手強化でも軽視禁物だ。

△(８)アヴィエーター　中央では６着が最高だったが、名古屋で初勝利を挙げ、８月から笠松へ。当地では（２・６・２・１）であり、唯一馬券から外れた時も４着という堅実ぶり。１組に上がっても持ち前の手堅さで見せ場を作る可能性は高い。

×(１)パッドゥラパン　前走では23走目にして1600ｍの初勝利をマーク。６歳の暮れを迎えたが、馬体に張りがありなお充実一途との趣がある。３歳馬を中心に前走勝ちの活きのいい馬が揃ったここでも、今の勢いがあれば好勝負できそう。

×(３)チュウワジョーダン　ここ２走は1400ｍで追走に苦しんでいるが、攻め馬では元気一杯で調子落ちは感じない。比較的、走りのいい1600ｍなら道中の追走も楽になるはず。変わり身を一考したい。