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2024年12月 5日 第67回 園田金盃重賞1 3歳以上選抜馬サラ系3歳以上 定量 (園田競馬) ツイート
園田競馬 第11レース 兵庫競馬のグランプリの制するのは!?
"ケイバブック 宮垣 優"
今年で67回目を迎える伝統のある重賞、園田金盃。ファン投票、記者選抜、自場獲得賞金から選ばれた精鋭12頭が揃った。今回も錚々たるメンバーで白熱した戦いが予想され波乱になってもおかしくないだろう。そんな中本命に抜擢したのが(10)インベルシオン。先行馬が少ないこのメンバーなら早め先頭から押し切る可能性は十分にありそう。相手候補は今年の兵庫優駿、園田オータムトロフィーと2冠を制した(8)マルカイグアスと昨年の覇者で連覇を狙う(6)スマイルミーシャの2頭。他には前走のJBCクラシックで地方馬再先着の3着と健闘をした(12)キリンジや2年前の道営記念を勝ち実績では上位の(3)サンビュートが続く。
◎(10)インベルシオン…3走前の転入初戦は高知との交流競走で骨っぽいメンバー相手に早め先頭から直線で後続を4馬身突き放す強い内容での勝利だった。近2走は勝ち切れない競馬が続いているが、前走にいたっては勝負所でレース展開が動いたときに進出するスペースがなく仕掛けが少し遅れたことが最後まで響いた印象。終いが切れるタイプではなく長く良い脚を使うタイプの馬なので前走の競馬はこの馬にとっては厳しい展開だったといえるだろう。この中間は順調に乗り込まれており11月22日の追い切りではその日一番時計をマーク。多少時計の出やすい馬場を考慮してもなかなか出ることのないタイムだった。最終追い切りは流す程度だったが反応が良くなってきている。兵庫の一線級と対戦するのは初めてではあるが3走前のように早め先頭から押し切る競馬ができれば一発あってもおかしくない。
〇(8)マルカイグアス…昨年の園田ジュニアカップの勝ち馬で今年の兵庫優駿、園田オータムトロフィーと3歳二冠を制した馬。どちらも向正面から一気の捲りでそのまま直線で後続を突き放す強い内容での勝利。前走後は一旦育成牧場で休養していたが約1カ月前に帰厩し入念に乗り込まれていた。追い切りを消化するごとに気配が良くなってきており、最終追い切りでは最後まで軽快な動きを披露していた。まだ緩さの残る馬体ではあるがそれは成長の余地を残しているとみていいだろう。今回は初めての古馬との対戦でここ2走のような早めから動く競馬が決まるかどうかがカギになってくるが、能力的にはここでも引けを取らないのであっさり突き抜ける可能性も十分あるだろう。2戦連続3歳馬の園田金盃制覇に期待が膨らむ。
▲(6)スマイルミーシャ…昨年の園田金盃の勝ち馬で今回は2020年、2021年のジンギ以来の連覇を狙う。今年に入ってからは年明けのコウノトリ賞を勝って以来勝利がないが、前走の兵庫クイーンカップ2着で復活の兆しを見せた。近2走はスタートが決まっていない点が少し気になるが、元々大人しいタイプの馬ではないのでそこまで気にすることもなさそう。一度使った上積みが見込めそうだし、追い切りも好時計が出ているので前走時以上の切れのある走りが期待できる。昨年の覇者として、兵庫生え抜きの馬としてここは負けられない一戦。
△(12)キリンジ…前走のJBCクラシックでは後方追走から長く良い脚を使って3着に追い込んできていた。その時の勝ち馬は先日のチャンピオンズカップで接戦の2着だったウィルソンテソーロ相手に最後まで迫ったことを考えると全国で上位レベルの馬ということを見せる内容だった。その実力をいかんなく発揮できれば待望の初重賞制覇も可能。
△(3)サンビュート…2年前の道営記念や昨年の瑞穂賞とホッカイドウ競馬の中距離重賞を勝っている馬。兵庫に転入後は勝ち切れてはいない状況だが重賞で上位争いを演じている。前走の北國王冠では道中スローペースで尚且つ仕掛けが少し遅かった印象。それでも直線では良い脚で追い込んできていた。今回はホッカイドウ競馬自体に重賞を勝っている落合玄太騎手にコンビが戻る点が魅力的。バテるタイプの馬ではない印象を持っており早めに動いていければ好勝負が十分可能だろう。
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