Odds Park 競馬

　水曜日のメインレースは820ｍのワンターン戦。Ｂ２クラスからＡ１クラスの馬までフルゲート12頭が揃った。斤量も最重量が56キロに対し最軽量が48キロと８キロ差。スピード自慢が集まったメンバーで激戦は必至だろう。そんななか本命は(４)ゴールドボンド。２走前には58キロの斤量で先手を奪って逃げ切り勝ち。今回は54キロの斤量で挑めるのは好材料。相手候補は上積みが見込める(１)ヴァガボンドと休み明けでも仕上がり状態は良い(11)メイショウサトワの２頭。他にはこの距離は３連勝中の(３)スマートメイスや五分に出れば面白い(10)ケンジーフェイスが続く

◎　(４)ゴールドボンド…前走の1230ｍ戦では相手が揃っておりシンガリ負けだったがテンのスピードはこの相手でも上位ということを見せていた。２走前には58キロの斤量でも一気に先手を奪い逃げ切った内容は良かった。４走前にオープン馬相手に敗れてはいるので力関係的には微妙だが先手を奪えればその局面も変わってくるだろう。

〇　(１)ヴァガボンド…転入初戦の前走は10着と大きく負けてしまったが、出負け気味のスタートから一気に２番手まで取り付いたスピードは良かった。今回は820ｍ戦に距離を短縮するが前走のスピードをここで活かせれば巻き返しはあってもいいだろう。前走の直線では集中が切れた感じの走りだったので、この距離でその面も解消されそう。変わり身に期待十分。

▲　(11)メイショウサトワ…今回が５月以来約半年ぶりの競馬。昨年の園田ＦＣスプリントは７着だったが、それ以降のワンターン戦ではすべて掲示板に載っているほど安定感がある。休養していた間に格付け修正が行われたことでＢ１クラス所属になり50キロという軽量で出走できることもこの馬にとってプラス。しかも外枠に入ったことも好材料になる。追い切りの動きも軽快で休み明けでも仕上がり状態は良いのでいきなり好走可能。

△　(３)スマートメイス…近２走は1230ｍ戦を使っていたので多少成績は崩れているがワンターン戦に限って言えば現在３連勝中。今年５月には今回と同じ条件で快勝をしているので実績的には上位。どの枠に入っても問題は無いので今回の内枠でも心配は要らない。スムーズな立ち回りができれば上位争いは必至だろう。

△　(10)ケンジーフェイス…今回でワンターン戦は２度目。初めてこの距離に挑んだ２走前の園田ＦＣスプリントでは出遅れながらでも５着に差してきた内容は良かった。五分のスタートを切れればもっと好勝負ができそうなので注意が必要だろう。