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2024年10月 5日   第59回 サラブレッド大賞典3歳サラ系3歳 別定 (金沢競馬)  

金沢競馬   第10レース   休養明けでも負けられない!ナミダノキス
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-3_kanazawa.jpg 後の古馬重賞活躍馬も多数勝っている秋の金沢3歳チャンピオン決定戦。過去10年は牡馬4勝・牝馬6勝で有利不利なし。かつては金沢デビュー馬が強かったものの、近年はJRA出身馬の好走が増えている。いずれにせよ、ここまでの重賞好走馬と転入後好成績馬が激突する図式には違いない。さて、今年は持ち回りの「西日本3歳優駿」があった関係で実施が1ヵ月ほど遅くなった。各馬が一般クラスに編成された後という例年とは違う状況でもあり以前の傾向等は参考外になるが、結局は目立つ新勢力の参戦がなく、春と勢力図が大きく変わったとまでは言えない。まして北日本新聞杯勝ち→石川優駿2着のリケアマロンは岩手に移籍して不在。そうなると転入後無敗で石川優駿を制した(6)ナミダノキスが「1強」ムード。ただ、休養明けなら他にも付け入る隙ありか。その筆頭は上昇を遂げている石川優駿3着馬(8)ロックシティボーイ。この◎○が差し・追込脚質だけに(3)ガガヒャクマンゴクも先行争いを凌げば面白くなる。ただ、全般に流れ・展開が読みにくく、伏兵が3着浮上の可能性はありそうだ。

◎は(6)ナミダノキス。届かないような位置から差し切った石川優駿を見ても、この世代では頭一つ抜けた走力。その戴冠以来となるレースになる点のが今回のポイント。ひと叩きできない誤算あった臨戦過程がどう出るかに尽きるが、最終追い切りの内容なら大きな心配はなさそう。ゲートに不安は残るものの、例え出遅れても補って余りある走力・決め手を信頼したい。

○は(8)ロックシティボーイ。石川優駿3着は3/4+8馬身差。この差をどう詰めるかになるが、道悪での敗戦→ゲート再検後うまく軌道に乗せてきて、前走・この中間はボリュームアップした体つきと落ち着きを見せている。成長した今、ナミダノキスが休養明けであれば肉迫以上もあり得る。

▲は(3)ガガヒャクマンゴク。調子を上げて3走前は世代上位ランクのダブルアタックやトルピードを撃破の準重賞・石川門カップ勝ち。同距離の前々走・西日本3歳優駿は距離云々より他地区強敵相手で仕方ない結果。地元同士で気性的にベストの最前列なら楽しみあり、先行争いがどうなるかだ。

△は(5)ダブルアタック。一般クラス入りで手頃な相手の適距離1400m、前3頭が飛ばす展開だった前走は3歳世代上位の力通り完勝。夏場に調子を落としていて完調とは言えないし、直線力尽きた北日本新聞杯2着→石川優駿4着などを見ても1700m以上だとあとひと押しが課題ではあるが、顔ぶれ的には無様な競馬にはならないはず。

注は(10)ラシェンテ。好走パターンは中3週以上で直前軽目の調整、加えて1700m以上やハイペースでの末脚勝負だと良さ出る。トップ級に先着できていない事実はあるが、走れる態勢に持ってこれた臨戦過程。差しの届く流れにさえなければ浮上十分。

穴は(11)スターマンモス。気性に課題ある深いブリンカー着用馬。一線級不在で揉まれねば今季3着・2着・3着・3着・4着。ナミダノキスとロックシティボーイに離されたとはいえ5月1900m3着と距離は問題ない。うまく先行できれば粘り込みも一考。

おすすめ買い目

馬単 6→8 6→3 6→5 6→10 6→11 8→6

 

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