おすすめ注目レース

2024年10月 1日   レディスプレリュード (大井競馬)  

大井競馬   第11レース   昨年のJBC女王アイコンテーラーが始動
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

14-1_ooikeiba.jpg
【中央所属馬の評価】

 アイコンテーラーは大井で開催された昨秋のJBCレディスクラシックは、初の地方ダートグレード競走ながら4馬身差の完勝。以後は少し足踏みだが川崎記念はタイム差なしの3着。秋初戦でも見直せる条件だ。

 グランブリッジは昨春のエンプレス杯を勝った後勝利から遠ざかっているが、川崎記念2着、帝王賞4着と牡馬を相手にしても地力はヒケを取らない。大井1800mは3戦3連対の好成績でこの条件の適性は高い。

 ライオットガールは前走スパーキングレディーカップは、この馬には少し忙しいマイルで、出遅れもあって不完全燃焼。昨年3着は0.1秒差の惜敗。初の古馬相手に悲観する内容ではなかったし、折り合って前々さばければ侮れない。

 アーテルアストレアは昨年の勝ち馬。グランブリッジとの競り合いを制して初のダートグレード競走勝ち。前走は初のマイルを克服したが、それまで7勝すべて1800m。適条件で連覇の期待も十分だ。

 ヴィブラフォンは昨年暮れの神奈川記念を快勝し、今年は地方ダートに照準。2戦して5着・3着とまずまずだが、このメンバーで勝ち負けとなるとどうか。

【地方所属馬の評価】

 ラブラブパイロは昨年暮れの東京シンデレラマイルでスピーディキックに迫る2着。前2戦は他地区の重賞で好勝負と地力強化はうかがえる。このメンバーでどこまでやれるか。

 アンティキティラは昨年に続いて高知からの参戦。今年は佐賀・金沢で牝馬重賞勝ち。ダートグレード競走では厳しいが、前々で流れにのってどこまで抵抗できるか。

【解説者の予想】

 昨年のJBCレディスクラシック覇者アイコンテーラー。エンプレス杯は勝負どころでペースアップした逃げ馬に付いて行った分終いに響いた感じの5着。川崎記念3着の走りをみればグランブリッジと力差はないし、顔ぶれから前々で運べそうな今回は見直しが可能。カギは唯一背負う57キロだろう。

 グランブリッジは23年3月のエンプレス杯勝ち以降8戦勝ち星ないが、2着5回。その中には名古屋グランプリや川崎記念など牡馬相手に小差の競馬があるし、前走の帝王賞4着もノットゥルノやメイショウハリオに先着なら決して力量が落ちているわけではない。実績を思えば56キロは相対的に有利で、1800mも【2-4-0-0】と条件ベスト。前2年かなわなかった悲願のJpnI獲得へ向けここは勝って弾みをつけたい。

 ライオットガールのエンプレス杯4着は展開負けの印象があるし、スパーキングレディーカップも出遅れて流れに乗り切れなかったのは誤算だった。スタートを五分に出てスムーズな競馬なら巻き返しの可能性は十分ある。

 連覇の期待がかかるアーテルアストレアは今年も牝馬ダートグレード競走で2勝。特に前走のスパーキングレディーカップは短いと思われたマイル戦をあっさり克服、昨秋時より馬体重も15キロほど増えて充実一途。武豊騎手を鞍上に迎えたのはなんとも心強い材料。今年も勝機十分だ。

 ヴィブラフォンは今年初戦の兵庫女王盃は決め手を欠いて5着と敗れたが、距離よりも11キロ増と馬体が重かったことが影響したか。放牧を挟んで調整されたスパーキングレディーカップでは馬体を絞ってハイペースの流れを4コーナー先頭の強気の競馬で3着と見せ場十分。再び間隔はあいても450キロ台なら台頭も。

◎(5)アイコンテーラー
○(3)グランブリッジ
▲(4)ライオットガール
△(7)アーテルアストレア
△(6)ヴィブラフォン

おすすめ買い目

馬単 5→3 3→5 5→4 4→5 5→7 7→5 3→4 4→3 5→6 6→5

 

※大井競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬