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2024年9月26日 第28回 マリーンカップJpnIII(指定交流)3歳 牝馬オープンサラ系3歳 定量 (船橋競馬) ツイート
船橋競馬 第11レース 同世代の牝馬同士ならアンモシエラ
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬
【中央所属馬の評価】
アンモシエラはダート三冠路線にのって、羽田盃2着、東京ダービー3着と牡馬相手に真っ向勝負で奮闘。3歳牝馬限定のここは明らかに勝ちに来た。自在に構えられて展開不問も魅力。
テンカジョウは2戦目こそ経験の差に泣いて3着だったが、致命的とも思える出遅れを克服して快勝の前走は底知れぬ強さ。3歳牝馬限定でこの頭数なら、ゲート難も気にならない。
アンデスビエントはすんなり逃げて7馬身差の関東オークスが圧巻。今回のほうがJRA勢のメンバーがそろった感はあるが、自分の型に持ち込めれば重賞連勝の期待も十分。
クラヴィコードは牡馬混合の昇級戦を正攻法で完勝の前走が立派。ここにきての充実には目を見張るし、意欲の重賞挑戦も納得。徹底先行で食い込み狙う。
【地方所属馬の評価】
ザオは春の遠征で減った馬体を戻して復帰の前走は、その経験も生きたか文句なしの勝ちっぷり。地元での3歳牝馬重賞。一角崩しに力が入る。
フォルトリアンはアレキサンドライトC3着で権利を得たが、内容としてはインパクトが薄い。今後への糧にしたいところか。
【解説者の予想】
アンモシエラは優先出走権の条件が厳しく出走すら難しい中で京浜盃2着、羽田盃2着、東京ダービー3着とクラシック路線をすべて上位で完走は、地力の高さを証明するもの。特に羽田盃では直線で勝ち馬に捕らえられてからもしぶとく抵抗、レースぶりに牝馬らしからぬタフさを感じさせる。大レースで強敵と戦ってきたキャリアは他馬と比べても胸を張れるものだし今回の船橋1800mも1月のブルーバードCを勝っておりすでに結果を出している舞台。脚質も自在で本来は逃げにもこだわらない馬だろう。牝馬同士のここは当然首位の最有力候補か。
他のJRA勢が逃げ~先行タイプで、スパイラルカーブの船橋コースを考慮すれば今回差せる強みが存分に生きそうなのがテンカジョウ。ここまで4戦3勝、負けた一戦もハビレと0.5秒差なら牝馬同士の世代限定戦なら勝ち負けの能力はありそう。ゲート不安定な反面、秘める決め手は強烈。この頭数なら多少の出遅れは挽回可能か。
アンモシエラ不在の関東オークスを逃げ切ったアンデスビエント。相手関係には少し恵まれた感はあったにせよ、ほかのJRA勢が軒並み下位に沈む中で7馬身圧勝は着差どおりの評価ができるし、レース内容も「テンよし・中よし・終いよし」の格言どおりのもの。今回はその関東オークス時よりは骨っぽいメンバー構成、過去の4連対すべて逃げた際だけに他馬のマークもよりきつくなりそうだが、性能で押し切り重賞連破の可能性も十分。フランス帰りの田口貫太騎手の手綱さばきにも注目。
夏の札幌で連勝と勢いに乗って参戦するクラヴィコード。笹川騎手を背に圧勝した1勝クラス勝ちも強かったが、特筆すべきは前走の2勝クラスでの逃げ切り勝ちか。昇級初戦で牡馬混合戦、5キロの斤量差とはいえ2着に1馬身差の完勝は、馬場差があれど持ち時計を一気に3秒以上短縮してのもの。結果をみれば放牧明けから着けているブリンカー効果も十分ということか。同型アンデスビエントとの兼ね合いはカギも道中で集中力キープなら勝機。
◎(2)アンモシエラ
○(6)テンカジョウ
▲(3)アンデスビエント
△(1)クラヴィコード
おすすめ買い目
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