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2024年9月10日   金沢ジャズストリート2024特別A1サラ系一般 定量 (金沢競馬)  

金沢競馬   第11レース   変われる距離・攻め・展開!ノブノビスケッツ
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-3_kanazawa.jpg 前回の2組・1400mで対戦した馬が7頭中5頭。フェイマスダンディが逃げて3馬身差の完勝だったわけだが、速いペースにならなかったのも大きかった。そこに1700mのA2を勝ち上がったカサデガフィードバックが加わる1500m。速力的にフェイマスダンディはここでも逃げられるはずだが、様相や展開が違ってくると考えて予想を組み立ててみた。差し勢にも出番ある展開になると見て◎には(2)ノブノビスケッツを抜擢。1700mで逃げた前走のようにはいかない条件とはいえ今回の方が好追い切り、元々の地力は上(3)フィードバックに○印を。とはいえベストの逃げが叶えば(6)フェイマスダンディの連勝も十分。ここ2走あとひと押し欠いた(5)ベニスビーチも適距離で正念場。(1)カサデガも距離と相手の違いに対応できれば好戦の能力あり。いずれにせよ5頭の争いは展開や当日の馬場一つと言える。

◎は(2)ノブノビスケッツ。2~3歳重賞3勝。休養から復帰した今季はA1で足踏みしているが、態勢が整い切らず本来の能力を出し切れていないというのが実情だろう。そうであれば本領発揮はこれから。その可能性があるのは「流れる1500m」だと個人的には見ているが、それを陣営も承知しているかの追い切り強化。同様の追い切り消化していた前々走は少し忙しい1400mでも2着ベニスビーチと1/2差(4着)。変わり身・末脚爆発を期待したい状況。

○は(3)フィードバック。JRA時はオープンまで出世。そもそもの地力的にA1昇級云々は関係ない。5月の転入後は連戦していって気配と走りが落ちてきたように感じていたが、ひと息入れての前走はA2に下がった適距離・ポンと逃げられたとはいえ復調を感じさせた勝ちっぷりと時計。同じ中2週でも今回の方が好追い切り消化。少し距離不足で他に速い馬もいる一戦とはいえ、先行オンリーの馬でもないし、好勝負になっていい。

▲は(6)フェイマスダンディ。昨年秋以降A1を3勝や前々走2着は中1週で追い切れた1500mの逃げか2番手。その好走パターンに合致しなかった前走だったが、馬体回復・逃げで圧倒。短い距離での単騎逃げだと割増を実感した3馬身差だった。1500mまでは全く問題なく、ここは未対戦馬の動向が鍵と言えるが、速力的には逃げは打てる顔ぶれ。あとは中1週で少し追い切り負荷軽減がどう出るかだけ。他はモタついたり、当日が逃げ有利の馬場なら再び快勝も十二分。

△は(5)ベニスビーチ。少し太く映るくらい丸味ある体つきになっており、今春の再転入当初よりデキは良さそうに映るが、ここ2走は逃げた勝ち馬が強かったものの、もうひと押し欠いて少々案外な内容。ただ、2着確保は重賞勝ちある地力の証、距離もここ2走の1400mより今回の1500m向き。少し気楽に乗れる立場にもなるし、先行争いを見ながら好展開になっての前進も何ら驚けない。

注は(1)カサデガ。ダート1800m・1900mで中央1勝クラスを2勝。転入初戦の失速6着は激しい逃げ競りが敗因で、攻めの動き良化・距離延長・イン追走での前走圧勝が本来の走力と言える。距離短縮・相手強化は本馬にとって厳しい材料になるものの、快調と言える追い切り時計、揉まれ弱さを出さなければ通用していい。

おすすめ買い目

馬単 2→3 2→6 2→5 2→1 3→2 6→2 5→2

 

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