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2024年9月 7日   第22回 金沢スプリントカップ3歳上 (地方全国交流)サラ系3歳以上 別定 (金沢競馬)  

金沢競馬   第10レース   完全復活なら遠征馬撃破可能!エムティアンジェ
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-2_kanazawa.jpg 7月に実施していた金沢では貴重な古馬短距離重賞だが、昨年から秋に移動。全国交流にリニューアルして4年目だが、過去3年は「浦和→道営→金沢」「兵庫→大井→大井」「北海道→金沢→船橋」の決着。2013年以降は遠征馬が9年連続で勝っているものの、2016・2022年以外は地元馬が馬券に絡んでおり、不利な印象なし。また、昨年こそ逃げ切りだったが、ハイペースになって差し・追込の台頭も多い重賞でもある。昨年は10月実施で強豪揃いだったが、今年は9月上旬に早まったこともあってか少頭数に。そんな中でもGI好走もある実績馬(3)ソリストサンダーが参戦は楽しみ。力の違いを見せてほしいが、決して順調とは言えなかった過程の9ヵ月半ぶり。他馬にも付け入る隙がありそう。次ぐ実績は南関東1400m重賞2着ある(6)ブラックパンサーだが、ここ2走で減っていた馬体重の回復が鍵で、追い切りも軽くしての参戦。有力遠征馬が不透明な現状なのは間違いないだけに、昨年の2着馬で前走復活の圧勝(2)エムティアンジェに期待する手も無謀ではないはず。もう1頭の地元(7)エイシンギアアップも前走より適距離なら好戦可能。動ける態勢と展開なら(1)エイシンヌウシペツ、(5)ジョーパイロライトも馬券圏内十分。少頭数でも絞り込みは難しい。

◎は(2)エムティアンジェ。本来は金沢屈指の実力馬。足踏みしていた今季初めて3日前に速い時計で追い切って臨めた前走が好時計圧勝。状態が良くなって真の走りを取り戻してきたと見ていい。9~10月だったが昨年は金沢鼓門賞1着→本重賞2着(1枠イン追走)。中間気配的にも再現を狙える状況、悪いポジションにもならない顔ぶれと枠順。

○は(3)ソリストサンダー。JRA時はGIII武蔵野S勝ち、JpnIかしわ記念2着2回・南部杯3着、GIフェブラリーS4着。昨年9月大井転入初戦は川崎1500mでオープン勝ち。このメンバーなら実績断然は言うまでもない。その良績は左回りでのものだが、右回りが全くダメな戦績でもないし、折り合い面を思うと距離短縮の1400mも悪くない。順調さを欠いた9ヵ月半ぶりの仕上がりがどうかに尽きる。

▲は(7)エイシンギアアップ。1600m以下ならオープン4着もある中央実績や馬っぷりからも基本性能はここでも見劣らない。全くの初距離で厳しくなった前走より戦いやすい距離・相手にも思える。中1週なら問題ない攻め内容。転入初戦ではエムティアンジェを圧倒しているし、エイシンヌウシペツに敗れた3走前・笠松と違って地元戦なら楽しみはある。

△は(6)ブラックパンサー。浦和で素質開花して4才12月の川崎1500mでオープン勝ち、昨年11月にも浦和1400mでA2準重賞勝ち→12月の重賞ゴールドCも2着。今年は自慢の差し脚は不発、ここ2走は馬体も減っていて、今回の追い切りも軽い内容のようだが、少頭数1400mと相手関係はいいし、連対ない右回りダートも4着2回(4走前は小差)なら心配ない。馬体さえ回復なら展開一つ。

注は(1)エイシンヌウシペツ。3歳時~昨春まで金沢に在籍。昨年このレース5着。笠松で前々走重賞制覇まで上昇は増えた体重で安定が原動力と見るが、やや案外な前走は出負けして内々の競馬+自己最高体重も影響か。金沢遠征も3走前・お松の方賞2着で結果を出しているし、ひと絞りしてスムーズな立ち回りなら浮上も不思議ない。

穴は(5)ジョーパイロライト。古馬重賞での好走はなく他の遠征勢には実績で見劣るものの、ここ2年は8月の川崎でA2準重賞とA2B1勝ち。この時季は良さそうで、1500~1600mで逃げた時の好走率も高い。単騎逃げが叶いそうな顔ぶれのここは快走もあり得る。

おすすめ買い目

馬単 2→3 3→2 2→7 2→6 2→1 2→5 7→2

 

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