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2024年5月23日 第33回 オグリキャップ記念(SP1)4歳以上 ・オープンサラ系4歳以上 別定 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第12レース 注目の大一番 強力遠征勢がけん制しあえばセイルオンセイラーの逃げ残りがある
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 竹中嘉康"
今日のメインはシリーズメインのオグリキャップ記念。昨年までの2500mから今年は1400mへ。1着賞金は2500万円に増額されての開催となるが、その効果か門別、浦和、大井、兵庫、高知から地方競馬でトップクラスの地力を持つ馬たちが集結。中でも注目を集めるのが3月に高知で行われたJpnIII・黒船賞で2、3着のヘルシャフトとタイガーインディ。当時は地元の前者が先着して中央オープン勝ちの地力を見せたが、後者も末脚の伸びは目立っていたし、臨戦過程の順調さを考えても、ここはほぼ互角の評価をすべきだろう。スペシャルエックスも昨年末に園田でJpnIII・兵庫ゴールドトロフィー3着がある実力馬。今季初戦となったエトーワール賞では終始、インでモマれ気味で5着に甘んじたが着差は0秒4。ひと叩きされた上積みが見込めるここは上位争い必至だ。デュードヴァンも約3カ月半ぶりとなった前走を叩かれて気配アップが期待できる1頭。中央でオープンを勝ち、今年1月には川崎マイラーズを勝った実力からみても、このメンバーで大崩れするとは考えにくい。オメガレインボーも中央でオープン2勝、南関東でもハイレベルな活躍を見せており軽視はできない。迎え撃つ東海公営勢では名古屋のセイルオンセイラーに注目。他地区からの遠征勢にどうしても逃げにこだわる馬は不在で、ハナを切れる可能性は十分。人気面を考えると、この馬から狙うのも面白そう。
◎(9)セイルオンセイラー 中央3勝クラスから昨年11月に名古屋へ転入後は地元で9→7→6着だったが、その後笠松に矛先を向けると、ウインター争覇、飛山濃水杯と2つの重賞を含めて4戦3勝、2着1回。持ち前のスピードを存分に発揮してコース相性の良さを見せている。前走時計の1分25秒3も優秀で、全国の強豪相手でも一気に押し切ってしまうかも。
○(2)タイガーインディ 中央で4勝を挙げてオープンまで出世。大井で2走したのち、昨年7月から兵庫へ移籍。今年に入ってから2月に兵庫ウインターカップ、前走で兵庫大賞典と重賞を2勝。また、2走前には高知・黒船賞で3着とダートグレードでも通用する力があることを証明した。1400mは最も得意とする距離でもあり、大崩れは考えにくい。
▲(8)ヘルシャフト 中央では3歳3月にオープンを勝った素質馬。秋には兵庫へ移籍。4戦して笠松・白銀争覇での2着が最高だったが、5歳10月から高知に転じると5連勝を含む、12勝をマーク。また、前走では黒船賞2着とダートグレード競走制覇も狙えるまでに力をつけてきた。今回は2年以上ぶりの輸送競馬になるが、コース実績もあるだけに過度な心配はいらないだろう。
△(1)スペシャルエックス 門別でデビュー後3連勝。2歳11月には兵庫ジュニアグランプリ2着とダートグレードレベルの素質があることは証明済み。3歳時もグランシャリオ門別スプリントを勝つなど、短距離路線で活躍。今期初戦となった前走はインに詰まって能力を出し切れなかったが、すんなり運べれば変わる可能性は高い。
×(7)デュードヴァン 中央では3歳時と5歳時にオープンを2勝。重賞でもユニコーンS2着の実績がある実力馬。大井に転じてからもオープンで活躍し、2走前には重賞・川崎マイラーズを制覇と実力は折り紙付き。これまでは1600m~1800mを主戦場としていたが、前走では1400mで2着と距離は問題なさそう。
×(5)オメガレインボー 重賞勝ちこそないものの、中央で6勝と地力はこのメンバーに入っても互角以上。2月から浦和に移籍後は4戦1勝、2着2回。かしわ記念だった前走こそ崩れたが、南関東のオープンでも上位の力があることは間違いない。ポンと好位づけできるようなら一変があるはず。
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