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2024年5月 4日   第5回 利家盃【百万石賞トライアル】4歳上サラ系一般 別定 (金沢競馬)  

金沢競馬   第9レース   絶対女王ハクサンアマゾネスを阻むものなし
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-1_kanazawa.jpg 第1回は馬単450円・3連単3670円、第2回は馬単260円・3連単2300円、第3回は馬単670円・3連単920円、第4回は馬単300円・3連単500円。春の大一番・百万石賞のトライアルとして新設後4年連続で人気馬による平穏決着。それもそのはず、女王ハクサンアマゾネスが3連覇中。前2年は敗れた春始動戦を今年は圧勝して衰え・下降なしを実証、その反動もなさそうな中間気配。目立つ新勢力の台頭もないだけに不動の◎。ただ、候補多数の次位争いが難しい。対戦も少なく明確な現状比較もできない状況でもあり印を打たなかったサジェスも含めた6頭が圏内。ハクサンアマゾネスが長距離戦を勝つ時は2~3着に差し勢が浮上の傾向がある点、上積み・上がり目を重視するとダイヤモンドラインセブンダートオーが面白そうだが…。

 ◎(1)はハクサンアマゾネス。全般的な気配は昨年の方が良かったものの、これまで敗戦も多かった放牧明けでも前走快勝。7才の今季も下降はなさそうで、重賞勝利数記録をまだまだ伸ばしそう。中間の調教気配を見ても今回の方が感触はいい。脅威になりそうな未対戦馬もいないし、崩れ知らず、かつスタートも問題ない距離。一人旅の4連覇が濃厚。

 ○は(4)ダイヤモンドライン。中3週以上かつ1700m以上ならサラ大賞典勝ちなど昨季は2着・2着・1着・1着・1着・1着、そして今季開幕戦3着(2着とハナ差)。その好走パターンに合致する今回は忙しい流れも向かなかった前走6着を度外視して注目すべき。4歳を迎えて課題だった気性面も成長が窺え、この中間は肌ツヤと操作性も良くなっている。自在に上位進出。

 ▲は(7)ガムラン。昨年6月の百万石賞2着馬。当時と同じ2番手で追う展開の前走も女王ハクサンアマゾネスの壁は厚すぎた2着だったが、今季始動戦から一戦毎に感触は上向きと見ていいし、態勢さえ整えば不安皆無の距離。ひと絞りできてスンナリの展開が叶えば2~3着争いは必至。

 △は(3)セブンダートオー。前走大敗をどう見るかだが、奇襲の逃げを打ったことが元々難しい気性面で裏目に出たと推測。東京1400ダート・差しでの中央2勝は488キロと494キロ。中間の馬体増は歓迎できるし、直前ビシッと追い切れたのは当地では初めて。この点は大きなプラスになる可能性。距離OKは昨冬の中日杯3着で実証済み。むしろ今なら中長距離で差す競馬の方が良さが出そうだ。

 注は(6)ベニスビーチ。遠征も含むと当地在籍時は重賞4勝(3勝は牝馬限定)、これで5度目の転入、笠松の前走7着後は立て直されたが、入厩数日後の計量で昨季連勝の440kg台に回復確認、追い切りも十分な時計と動き。女王ハクサンアマゾネスとの対戦は一昨年春のスプリングC3着時(ハクサンアマゾネスは2着)以来とはいえ逆転までは難しい状況、大目標は次開催お松の方賞と思われるが、復調して臨めれば上位争い必至で、展開不問も強味。

 穴は(9)エイシンアンヴァル。攻め強化で臨んだ前走スプリングCは1番人気も3着がやっと。少々案外だったが、そもそも兵庫A2~A1での好走は1700m以上での先行。先行激化の1500mは向かなかったし、馬場的に外を回った影響も大の結果。中1週の今回は軽めの調整も、むしろ適距離は今回。女王ハクサンアマゾネス相手に逃げまでは難しいだろうが、無理なく2番手確保やロスなくスムーズな立ち回りになると2~3着争いは可能。

おすすめ買い目

馬単 1→4 1→7 1→3 1→6 1→9

 

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