Odds Park 競馬

　注目は久々をひと叩きして自己条件に戻るレイジーウォリアー。だがしかし、やや乗り込み量が足りない印象を受けるし、追い切りも一杯一杯の内容で平凡な動きだった。一応、実績上位なので印は入れるが、今回は単穴評価までに留めておく。代わって本命視したいのはセイカリス。なかなか結果が出ない現状だが、寒くなって攻めの馬力は確実に上昇中。スムーズに運ぶことができる大外枠も魅力的で、連闘競馬での一変に期待すべき。怖いのは叩き３走目で走りごろのテーオーマルクス。明らかに距離が短いと思われた前走の９２０ｍ戦で見せ場が作れたし、使いつつ体もほぐれてきたようだ。変わり身がありそうなので。以下ではオープンでも好勝負の実績があり、絶好枠を引き当てたヘイシリン。まだ本調子と言える段階にはないが、距離短縮は追い風になる。マイペースで運ぶことができれば。ネオトリニティーとハクサンスプリングの前回は交流戦だった。地元馬同士であればいま少し動けても。

◎(10)セイカリス…冬場が稼働期の馬で、寒くなって明らかに攻めの掛かりが良くなってきた。正直、１５００ｍは距離不足の印象だが、大外枠に入ったし、前走よりボーダーラインが下がっている。変わり身は必至。

○(４)テーオーマルクス…中央４勝の実績馬で、今回は叩き３走目で走りごろ。実際、転入当初より跳びが良くなっているのだ。すんなりと流れに乗ることができれば上位争いができていい。

▲(３)レイジーウォリアー…夏休み明けをひと叩きして変わり身を期待したいが、少々乗り込みが浅い印象を受けるし、追い切りの動きももうひとつだった。当地での実績は最上位の存在だが…。

△(１)ヘイシリン…オープンでも間に合う力がある素質馬だが、まだ本調子と言えない状況下。ただ、距離短縮はいいし、今回も先手が奪える構成。ペースひとつで粘り込みも。

×(２)ネオトリニティー…寒くなっていいタイプではなく、実際に体の硬さも出てきた。現状維持が一杯の様子で、大きな上積みとなるとどうか。

×(６)ハクサンスプリング…気温低下で徐々に走りが悪くなっているが、攻めの動き自体は好調時と変わらぬ。ただ、１５００ｍは短い印象で。