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【結論】
　11月５日に行われる道営スプリント(Ｈ１)に向けてのステップレースだが、豪華メンバーが揃った。今年の北海道スプリントカップを優勝したメイショウアイアンの地力に期待したが、当地では８戦オール連対と底が分けていないソイカウボーイ、門別1200メートルの鬼で今年のエトワール賞で悲願の重賞初制覇を飾ったソルサリエンテ、今季道営に再転入後は好内容で1200メートル戦を２連勝したブラゾンドゥリスも侮り禁物。紅一点のアザワクも前走の内容が上々で軽視はできない。

【詳細解説】
　メイショウアイアンは今年の北海道スプリントカップ(JpnIII)で優勝。先日のクラスターカップ(JpnIII)でも５着と健闘。短距離戦では全国レベルの実力馬だ。10歳という年齢を感じさせぬほどデキは高いレベルで安定。ベストの舞台で今季２度目の重賞Ｖへ。

　ソイカウボーイは休み明けで100％の状態でなかった前走でも１番人気に応えて快勝。重賞ホースの底力を改めて見せつけた。門別では８戦６勝、２着２回と10割連対は立派。全国レベルの短距離巧者が揃ったが、順調に使える今回も引き続き好勝負に。

　ソルサリエンテは前々走のエトワール賞で悲願の重賞初制覇。枠順にも恵まれたところは確かにあったが、２番枠の前走でもメンバー最速の上がりで２着確保したところは、今の好調さを物語るもの。門別1200メートルの鬼。８番枠なら前々走の再現まで。

　ブラゾンドゥリスの前走は遠征後の一戦で見えない疲れがあったのか、ゴール前でひと押し欠いたが、それでも０秒３差の５着なら悲観することはないだろう。３走前の条件特別ではソルサリエンテに１秒差をつけて勝利。本来の調子が戻った今回は改めて注目。

　アザワクは今年のグランシャリオ門別スプリントをレコード勝ち。ベストは全４勝の1000メートルだが、今年のエトワール賞で４角で先頭に立ち、渋太く粘って０秒１差３着。1200メートルでも古馬の一線級相手と互角に渡り合えたし、立ち回り次第で勝機あり。