レース展望・予想

芝で本領発揮ケープライト「若駒賞」（盛岡競馬）

2022/09/20

20日（火）盛岡競馬メイン第9レースは、ジュニアグランプリ・トライアル「第42回若駒賞」（2歳、盛岡競馬場芝1600メートル）。

◎1 ケープライト（牝、佐藤浩一厩舎）は4戦2勝、2着2回。前走・若鮎賞は芝からダート変更に加え、フジラプンツェル相手では2着も仕方なし。むしろ連対を確保した点を評価するべきです。馬体印象、走法から芝向きは明らか。台風の影響による馬場状態がカギを握りますが、完成度の高さで一歩リード。重賞制覇を果たし、今後に弾みをつけたいところ。

○4 キタカラキタオペラ（牝、伊藤和忍厩舎）は北海道1勝、2、3着各2回。実戦を使われながらレース勘を身につけ、待望の初勝利を飾って転入。初芝、初の左回りなど克服する課題は少なくありませんが、激戦区で揉まれてきた経験が最大の強み。逆転首位まで十分考えられます。

▲9 フユノソラ（牝、櫻田浩樹厩舎）は芝とダートでデビュー3連勝。ビギナーズカップで2番人気に支持されましたが、大敗7着。評価に迷うところですが、1戦のみで見限るのは早計。デビュー戦で芝もこなしましたから、巻き返しに転じるか。

△8 レジーナ（牝、佐藤浩一厩舎）は3走前の芝1600メートル戦でケープライト相手に快勝。雨が降って時計がかかる芝になると微妙ですが、適性はすでに証明済み。再現のシーンまで考えられます。

△5 イイヒニナル（牝、菅原勲厩舎）はデビュー戦の芝1000メートルをハイタイムで圧勝。相手強化、初距離など不安はありますが、スピード一目。

△2 ウルフヴェローチェ（牡、工藤裕孝厩舎）は輸送のない盛岡で本領発揮。父がバゴなら芝は望むところ。

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馬単　1→4・9・8・5　4・9→1（6点）
3連単（フォーメーション）　1・4→1・4・9→1・2・4・5・8・9（16点）

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（文／松尾康司）


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