レース展望・予想

素質馬サラコナンが春を迎え開花宣言だ「兵庫ユースカップ」(姫路競馬)

2021/03/04

4日(木)の姫路競馬メイン第11レースに「第13回兵庫ユースカップ」(3歳定量、姫路競馬場1400メートル)が行われる。今年から舞台は姫路、ブロック交流から西日本交流へと変更されたこのレース。ここ2年はジンギ、ステラモナークとのちの菊水賞馬が制しており、今年もクラシックへ向けて重要な一戦となる。

◎9 サラコナン(牡、新井隆太厩舎)は北海道で3勝を挙げ、兵庫移籍後は2戦2勝。道中は遊ぶ面を見せており、まだまだ幼い印象はぬぐえないが、ハミをしっかり取ると桁違いの末脚を発揮する。今回は園田で追い切りがかけられないため西脇へ移動し、田中学騎手が騎乗して併走追いを行うなどこのレースに懸ける意気込みも感じられる。本格化はまだまだ先だが、ここで初タイトルを手に入れたい。

○4 ニジイロ(牝、名古屋・川西毅厩舎)は前走兵庫クイーンセレクションで重賞初制覇を果たした。レース前はパドックで発汗が目立ち、テンションの高さは感じられたが、レースではまったくイレ込む面を見せず、着差以上に強い内容だった。今回も当日の落ち着き具合が鍵になるだろうが、前走のようにうまく流れに乗れば引き続き好勝負が期待できる。

▲8 マンテーニャ(牡、柏原誠路厩舎)は陣営がデビュー時から兵庫ダービーを意識している期待馬。当初から比べるとモタれる面は解消されつつあり、春を迎えて一気に成長を遂げてきた。そこまで切れる脚がないため、1400メートルよりも距離は長い方がベターだろうが、大舞台で大駆けの可能性を秘める。

☆3 スマイルサルファー(セン、渡瀬寛彰厩舎)はこれまで先着を許したのが昨年の最優秀2歳馬のツムタイザンと兵庫クイーンセレクション2着のマルカフォルトゥナだけ。今回はリフレッシュ休養明けになるが、放牧先の坂路で乗り込まれた効果が大きくパワーアップを遂げている。直前の能力検査や追い切りでも好時計をマークしており仕上げに抜かりはない。ポン駆けも利きそうだ。

△6 エイシンイナズマ(牡、平松徳彦厩舎)はJRA条件交流で2着2回。いずれも逃げ切りを許してしまったが、今回は強力な先行タイプは不在。兵庫移籍後は1戦ごとに成長が感じられる。中1週での出走になるが、重賞でも侮れない存在だ。

△11 フセノチェリー(牝、盛本信春厩舎)は重賞で善戦止まりだが、前走は3~4コーナーで不利があっただけに、スムーズならという内容だった。外枠は気になる材料だが、うまく立ち回れば善戦以上があってもいいだろう。

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馬単 9→4・8・3・6・11(5点)
3連単(フォーメーション) 9→4・8・3→4・8・3・6・11(12点)

兵庫ユースカップの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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