１０Ｒ、ＳＳフェスタ優勝戦は田中茂から狙ってみます。「久々に安定している。最後はビシッと決めて帰りたい」と話していました。好位置につけられれば、田中茂らしいさばきを披露してくれるはず。対抗は岩崎亮一。「フレームを変えて乗りやすい。もう少し立ち上がりが進む感じがほしい」とコメント。ひと調整してレースに臨みます。スタート巧者だけに１枠からの飛び出しに期待したい。早船歩も今節スタート力が光っている。エンジンがうまく気候に合えば、怖い存在になりそう。５枠から好発進をみせそうな篠原睦や、今節２勝を上げている深谷輝も気配が良いだけに侮れない。

大一番はデビュー最短ＳＧ優勝がかかる、青山周平選手から狙ってみます。「ベースは悪くないし、エンジンは基本そのままで行くつもりです。スタートはきれればいいけど、いつも通りにきりたい」と気負いはない。人生最高の年にするべく、絶好の３枠から怪物っぷりをみせてくれるはずです。対抗は永井大介。自分の理想のエンジンを求めて、４日目も整備の手をゆるめませんでした。「今年のＳＧは全部、センター枠から獲れている。年間ＳＧ４冠は、誰も達成したことがないので、自分を信じてやるだけです」。永井イヤーをＶで締めくくりたいところ。荒尾聡も、１枠からここ一番のスタートを決めてくるはず。「連日のタイヤのハネは、練習の感じではおさまりつつある。優勝するには、もうツーランクぐらいエンジンをアップしたい」とのコメント。勝負どころスタート速攻は大きな武器だけに、楽しみな存在。大会連覇がかかる王者・高橋貢も永井のスタートに乗って好位置につけられれば、貫録のさばきを見せてくれそうです。

大晦日に行われる、王座決定戦のメンバーが出そろいました。突き抜けたエンジンの選手がいないだけに、４日目のインターバルが、大一番の流れをどう、変えるかも気になるところ。そしてベスト８に残れなかったメンバーは、今年の走り納めになる。１１ＲＳＳ順位決定戦は、今大会、スタート力が光っている濱野淳を中心に押します。「エンジンは手前から上がってこない。調整します」とコメント。３走目の反妨の雪辱を晴らす１戦に期待したい。対抗は木村武之。「タイヤを変えていったら試走から、立ち上がりで滑っていた。タイヤを変えていく」とのコメント。２日目のフライングが悔やまれるが、エンジン力は王座決定戦メンバーにひけをとらないだけに、いい形で１３年の締めくくりたい。内山高秀は、勝負駆けの３走目、インコースから渾身のスタートを見せました。「エンジンはトルク感がない症状が変わらない」と話していたが、再度の好発進が見られれば怖い存在になりそう。枠番選択１番目に１枠をとった池田政和や、「最後のあがきをします」」と言っていた、絶好枠３枠の金子大輔の飛び出しにも注目したい。

王座決定戦進出をかけていよいよ最後のトライアル戦が行われる。得点をかけての勝負駆けが見られるか激しい戦いが見られそう。１１Ｒは怪物・青山周平から狙ってみる。「２走目はタイヤだけ変えていったけど、立ち上がり滑りがあった。スタートは大丈夫」とのコメント。２走を終えてポイントは１６点で、１６人中２位。さらにポイントの上積みを狙ってくるはず。絶好の３枠から好発進で抜けす。対抗は荒尾聡。「スタートはよかったけど、２走目はドドド。タイヤを変えてセットを変えて練習します」とのコメント。ここ一番のスタートは定評があるだけに６枠からの飛び出しは注目したい。木村武之が２走目で、まさかのフライング失権。今節の中でも動きは光っていただけに、気持ちを立て直して好走を見せてほしい。２走目で、圧巻の走りを見せた王者・高橋貢も好位置につけられれば再度貫録を見せてくれそう。

１２Ｒは、追い込まれた浦田信輔を本命に押す。２走を終えて、得点は７点で１６人中１０位。王座決定戦進出ボーダーを１５点と仮定すると連絡みは外せないところ。常に１着獲りを目指す、飯塚の総大将が渾身のレースを見せるはず。対抗は永井大介、２走目は１着を決めるも、「先がない」と、エンジンを調整して３走目に臨む。２走を終えて、得点は１６点で１位。気持ち的には余裕をもって、いつもの永井らしい落ち着いたレースを見せてくれそう。濱野淳も、連日好スタートを決めているだけに、再度の飛び出しは注目だ。エンジンを立て直してくれば怖い存在になりそう。中村雅人も連絡みを狙っての勝負駆けになる。モンソンらしい追い込みに期待したい。

不安定な走路で行われたSSトライアル初戦、木村武之は１枠から突っ張り、道中は青山周平に抜かれながらも２着をキープした。「エンジンは地元の状態に戻していった。このセットか、初日の朝練習のセットの間ぐらいの状態にしてみる。」とのコメント。枠番抽選では、選択順位１番目に３枠をゲット。出やすいセンター枠だけに２日目もトップスターを決めての押切りに期待したい。対抗は永井大介。「流れ込みがない」と初日は３着も、良走路ならば、きっちり合わせて、いつもの落ち着いたレースを見せるはず。そして、初日８着で、早くも追い込まれたのは浦田信輔。ポイントを考えると連絡みは外せないところ。荒尾聡も初日は８枠から好スタートから１着を決めており、「流れがいい」と表情がよかった。トライアルポイントにも余裕があり、７枠からのスタートは侮れない。

デビュー最短ＳＧ優勝に挑む怪物・青山周平は１着発進。「エンジンはこのまま良走路で１走してみたい」と表情も悪くない。課題にしていたスタートも「思いのほか切れた」とホッとしたコメント。２日目も５枠からのスタートで、好位置につけての独壇場になりそう。対抗は高橋貢。初日はスタート遅れて厳しい展開になり、５着止まり。ＳＳの戦い方を熟知しているだけに２日目はきっちりと仕上げてくるはず。そして、初日ココ一番のさすがのスタートを見せたのは濱野淳。２枠だけトップスタートを決めてくる可能性が高いだけに怖い存在になりそう。ＳＳトライアルは短期決戦。初日にポイントが稼げないと、追い込まれた気持ちで２走目を迎えることになる。ポイントをチェックしながら観戦したい。

SSトライアル初戦。１１Ｒは、日本選手権を制し、近況安定している木村武之選手を中心に狙ってみたい。前節浜松ＧII優勝戦２着。「動きは悪くないので、この状態で練習してみます」とリラックスした表情。イン有利と言われる川口走路。1枠からのトップスタート押切に期待する。怪物・青山周平はデビュー最短ＳＧ優勝に挑む。直前の船橋開催でだした試走３．２５秒は抜群の数字。枠番抽選会では、センター５枠を選択。「ＳＳ初出場ですが、楽しみです」とのコメント。勝負どころのスタートと速攻力は大きな武器だけに、楽しみな存在。センター４枠の王者・高橋貢や、スタート巧者・藤岡一樹に乗って出そうな浦田信輔の動きも注目したい。

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ＳＧ３連覇に、ＧI２回、ＧII１回と、今年はここまで圧倒的な存在感を見せつけた永井大介。「直前の山陽開催の前まではバタバタだったけど、山陽ではイメージいいし、いいレベルにあった」と振り返る。前検日はピリッとした良い表情だった。躊躇なく１枠を選択しただけに、人気にこたえる走りを見せるはず。そして、ＳＳ１０年連続出場の荒尾聡も、地元で優勝して乗り込んできておりリズムがいい。「前節優勝はエンジンは伸びがよかった」と振り返る。ココ一番のスタート力には定評があるだけに、８枠からでも好位置につけてきそう。中村雅人も、好位置につけられれば、さばきは申し分ないだけに怖い存在。金子大輔や濱野淳もセンター枠を活かして、どんなスタートをきめてくるか、飛び出しに注目したい。

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