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レース展望・予想
ペニテンテスに再度期待「サラブレッド大賞典」(金沢競馬)
2018/09/02
9月最初の開催となる2日(日)の金沢競馬では、最終第11レースで争われる「第53回サラブレッド大賞典」(3歳、金沢競馬場2000メートル)がメインレースになります。地方競馬の3歳秋のチャンピオンシップの第2弾で、地元3歳重賞路線の三冠目になります。
どの馬にも勝つチャンスがある例年にない大混戦になりましたが、もう一度◎7 ペニテンテス(牝、高橋優子厩舎)を推したいです。重賞初制覇が期待された前走の加賀友禅賞でしたが、内枠から先手を奪って逃げたアイムホームの独走を許してしまい悔しい2着でした。しかし4番手からの追走でも4コーナー外を回って直線はしっかり伸びてきており、もっと距離があればと思わせた内容でした。中11日でも出走してきたのは体質面も強くなっている証拠で、何とか3歳の重賞タイトルをモノにして今後の飛躍につなげたいところです。
○9 ノブイチ(牡、鈴木長次厩舎)は前走のMRO金賞では8着とふるいませんでしたが、暑さも収まってきたこともあって追い切りの動きが一変し、ようやく復調の兆しが見えてきました。一冠目の北日本新聞杯で圧勝しながら、石川ダービーで3着に敗れ、遠征した高知優駿でも5着とダービーのタイトルは手にできませんでした。それだけに最後の地元3歳重賞タイトルは手にしたい気持ちは強いはずです。
▲2 サノノツルギ(セン、鈴木長次厩舎)もMRO金賞では10着とまさかの大敗を喫しましたが、内枠に入った今回は得意のマイペース逃げが見込めます。石川ダービーで2着に敗れて以降はもうひとつ勝ちきれないレースが続いていますが、先手を奪って自分のレースに持ち込めるなら巻き返しがあるかもしれません。
直線の追い比べになれば△3 ビバラエポボン(牝、川添明弘厩舎)に出番がありそうです。2走前のJRA未勝利交流戦に続き、前走の加賀友禅賞でも3着に伸びてきており、強敵相手に善戦しています。2000メートルは初めてとなりますが、追い上げてくるタイプだけに問題なくこなせそうです。
△10 エムザックヒーロー(牡、加藤和義厩舎)も前走久々に白星を飾って復調気配がうかがえます。追ってバテない強みがあるだけに、前崩れの展開になるなら浮上してくるシーンが考えられます。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 7⇔9・2・3・10(8点)
3連単(フォーメーション) 7→9・2・3・10→9・2・3・10 9・2・3・10→7→9・2・3・10(24点)
サラブレッド大賞典の出走表はこちら
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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