レース展望・予想

アセイラント10連勝へ「さざんか特別」（名古屋競馬）

2017/11/17

11月17日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「さざんか特別」（A級2組、名古屋競馬場1600メートル）。

およそ3カ月ぶり実戦だが9戦無敗の素質馬、◎4 アセイラント（セン5、角田輝也厩舎）に当然期待がかかる。弱い体質からゆったりしたローテーションで常にレースへ出走してきたアセイラント。今回は通常より間隔が空き、不安要素も抱えた参戦と言えるが、先月末から追い切りを3本消化。直前12日には好内容の併せ馬で好タイムマークと、ほぼ臨戦態勢は整っている模様。当地9勝すべてが逃げ切り勝ち。スタートの速い同タイプがスタンバイし、控えたレース時に未知数な面も残るが、なによりまだ一度も底を見せていない、魅力の方が断然上回る。

一番の強敵は絶好調の○6 ウォーターディル（牡4、塚田隆男厩舎）。テンのスピードの速さは折り紙付きで、2走前には強敵中央勢相手の交流戦でハナを奪って2着に大健闘。前走は同条件の2組も逃げ切って突破した。この馬も15勝すべてが主導権時。枠順は外目に入ったが、アセイラントを制して逃げれば押し切り劇も十分。

差し馬向きの展開になれば▲1 ヒロノカマオレ（セン5、坂口義幸厩舎）の一撃が何とも不気味。コーナーでの動きが緩慢なタイプだが、直線でのパンチの効いた末脚に定評がある。7ハロン戦の前走でも鋭い突っ込みを見せて差のない2着に入っている。1ハロン距離延長のマイル戦は本質的に大歓迎。先行争いやテン激化の流れになれば、アタマ狙いもできそうだ。

ケガでひと息入った△8 マイネルカリスト（牡4、田中敏和厩舎）はケイコの気配から仕上がり途上は否めないが、準オープン勝利もある実力派。連争いには必要か。

前走好走した△7 ドニゼッティ（牡7、藤ケ崎一男厩舎）も3連単候補なら。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　4⇔1・6・8（6点）
3連単（フォーメーション）　4→1・6・8→1・6・7・8　1・6・8→4→1・6・7・8（18点）

さざんか特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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