2009年11月 3日　ゴールドウィング賞（ＳＰ１）（名古屋）

名古屋　第8レース　本日は「マルヨ」デー!?

幸村　博之

今年は２歳戦のはじまりが笠松で７月、名古屋で８月という異例の遅いスタート。これも地方でデビューする２歳馬の数が減少しているからに他ならない。心配はあったが、このレースは認定競走の勝ち馬が12頭中10頭となかなかの好メンバーがそろった。中でもマルヨ＝尾島徹のコンビに期待してみたい。

　 当初から素質の高さは評価されていたマルヨサイレンス。「暮れのライデンリーダ記念のころにはきっと走りますよ」と陣営はみていたが、距離延びた３走目、秋風ジュニアで早くも頭角を現した。前走も厳しい展開になりながらもきっちり差し切るあたり、並の２歳馬ではなさそうだ。距離も歓迎ムード。クラシックに出走のマルヨフェニックスへの景気づけのためにも、いいレースを期待したい。

前走が案外だったパラダイスラビーダだが、中央芝への遠征の直後だったし、ここが目標だったため余裕残し。今回は仕上げが違う。この枠ですんなり先手をとれれば、今の馬場が味方してくれるかも。

３戦３勝と負け知らずのメモリーキャップ。しかもそのすべてが楽勝だ。もしかするとモノが違うかもしれない。ただ、「追ってどうか」と倉地騎手も気にしていた。真価が問われる一戦。

800ｍでは２着続きだったが、1400ｍになってきっちり勝ったタンブリングダンス。前走より順調だし、こういうタイプが活躍するレースでもある。要注意。

ヘイハチキンググも２戦２勝。しかも時計が優秀だ。経験差は不安だが、逆に魅力でもある。

プリモアルテマはマルヨサイレンスとの併せ馬で先着。動ける態勢にはあるようだ。力関係がカギ。

馬単 5→3 5→6 5→8 5→9 5→1 3→5 6→5 8→5 9→5 1→5