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11月20日　園田競馬：競馬専門紙の予想ブログ

　全面の砂入れ替え後から２週目の前週は時計の出方が若干落ち着き、差し馬の台頭率も上昇。ただ差し馬も基本はイン差しが多く、今週も引き続き内々を立ち回れそうな馬を狙うのがベター。

　７R〈上位安泰〉［11，７，１］
◎　ヒダルマ
　移籍後の２戦はレース運びの安定感、勝ち時計ともに文句なし。前走に引き続き多頭数の外枠なら揉まれ込むような心配もなく、相手強化のここもすべてに一歩リードの存在。
○　キョウワヴィラン
　弾けるほどの瞬発力がない分で前走は勝ち馬の逃げ切りを許したが、自身はこれまで同様に上がり最速をマーク。今回のメンバーでも太刀打ちできる能力は備えており、ここも展開ひとつ。
▲　アイスミディ
　走破時計だけを見比べれば上記の２頭に劣るが、ここ２戦の内容からもレースセンス自体は非常に高い。勝ち振りからもまだ時計は詰まりそうで、先週までの馬場なら最内枠も大いに味方しそう。

　８R〈伏兵注意〉［９，２，５］
◎　テツ
　まだ追ってから多少反発するような面は見られるが、そんな中でもここ２戦は強敵相手に善戦。このメンバーなら地力上位は確か。
○　ホマレボシセーラ
　差し馬だけに前走のようなスローペースでは厳しいが、多頭数なら比較的流れは向く。スムーズに捌けることが前提も、本質的に内枠は歓迎。
▲　スマイルヴィオラ
　そこまで速い持ち時計はないものの、今回は順調に使い込める分の上積みがある。是が非でもハナへ行きたい相手も不在で、本来のスピードを生かす競馬に持ち込めれば怖い。

　９R〈順当〉［７，３］
◎　モズフレミントン
　連勝はいずれも小差ではあったが、肝心なところで耳を絞っていたことを思えば着差以上の能力の高さを感じる内容だった。まだまだ伸び代が見込めるだけに、昇級は不問。
○　ウォーターティアナ
　２走前はＡ２級でも小差にまとめたように、先行さえできればまず崩れないタイプ。降級して直後のＢ１戦は以前勝利時とまったく同じパターンで、今回こそが狙い目。

　10R〈混戦模様〉［６，９，２，５］
◎　エイシンツリー
　以前と比べて行き脚が若干落ちている印象はあるものの、元々がスピードタイプなだけに今回の距離短縮は本質的にプラス。この距離ならハナを奪えずとも最後のひと押しが利いていい。
○　オモイデイロイロ
　前走は勝ち馬の末脚が一枚上だっただけで、自身は昇級にもスンナリと対応。前走勝ち馬が不在となれば当然チャンスで、あとは流れが落ち着きさえしなければ。
▲　ディランフィールド
　オモイデイロイロを下したロードスヴァローグと比べれば門別格付けは若干劣るが、地方馬場でまったく崩れていない点や悠々好時計で駆けた追い切りから、いきなり走られても驚けない。
△　レーヴドミカ
　前走のように道中で外目を回らされると終いのひと押しが利かなくなってしまう。内目の枠を引いた今回は３走前勝利時と同じレース運びがしやすい。

　11R〈平穏〉［２，11］
◎　ウインエスキース
　移籍初戦の２着はレベルが高かった上に終始大外回りのロスも響いてのもの。以降の２戦はまさに完勝といえる内容で、引き続き怖さのないメンバー構成となれば斤量増でも勝ち負け濃厚。
○　ヴェルジェーズ
　近走と比べると同型が揃った点は気懸かりだが、元々は逃げ一辺倒でもなかっただけに番手からでも対応できる可能性は高い。成長著しい３歳牝馬で、今の勢いを素直に信頼する手。

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