小倉競輪場を舞台に「第66回競輪祭（GI）」が、11月19日から6日間のロングラン開催で行われる。今年最後のGIにS班9人をはじめ、トップ選手が集まり、ドームバンクでスピードバトルを繰り広げる。

オールスター、寬仁親王牌とGIを連覇している古性優作が、初めての競輪祭Vでグランプリに弾みをつける。展開、メンバー、自身のコンディションなど、すべてを加味した上で勝利を逆算できる古性が、脇本雄太、寺崎浩平、窓場千加頼、南修二らとの近畿連係で他地区を撃破するか!?

直近も高いレベルで安定している郡司浩平を中心に、深谷知広、北井佑季、松井宏佑と機動タイプがそろった南関勢も怖い。獲得賞金ランクでのグランプリ出場に視界良好の眞杉匠は、吉田拓矢、平原康多らと関東勢を盛り上げる。清水裕友、ここが勝負になる松浦悠士のS班2人を擁する中四国勢は、犬伏湧也、太田海也もいて侮れない。北日本勢をリードする新山響平は、四日市記念でおよそ2年ぶりの優勝で勢いに乗りそうだ。地元の九州勢、中部勢は総力を結集して臨む。