冬の帯広は晴れていれば、たとえ気温がマイナスでも太陽のおかげでわりと過ごしやすいのですが、日陰に入ると寒さが体に堪えます(当たり前)。当然、日が暮れると体の芯から冷えてきます。そういう「気温」ではなく「温度」の変化に対応できるかどうかは個体差があるので、個人的に「ばんえい競馬の出走馬には「冬型」と「夏型」と「春秋型」がいる」前提で予想することが多いです。
さて天馬賞ではどの馬が「冬型」なのかと見ていくと、23年の11月から24年の3月にかけて重賞3連勝を含む5連勝を挙げた(10)ライジンサンが目立ちます。24年12月はダービーを勝ち、その後は苦戦が続いたものの、昨年10月以降は気温の低下とともに成績が上昇。マイナスの気温を味方に3連勝で重賞を制覇する可能性が高いのではないかと思います。
その基準で考えると(2)カフカは微妙かも。それでもオークスで2着に入り、最近が3戦とも3着以内なら、必要以上にサゲる必要はないと判断して対抗にしました。
(5)リュウセイウンカイは今季初戦から大きく崩れたのが、馬インフルエンザによる開催休止明けの1回だけ。重賞経験は銀河賞の4着だけですが、今の調子ならこの条件でも善戦以上狙えるとみて3番手にマークします。
あとは穴候補。最近の成績がイマイチの(9)ミチシオは、3歳三冠で2着3着2着の実績と、昨年1月の4歳限定白雪(はくせつ)賞を快勝した点をピックアップ。(8)ウルトラコタロウも冬に大崩れが少ない傾向を評価して、手綱が替わる点を差し引いても押さえておくべしと考えました。
フォーカス(買い目)
3連単 フォーメーション
10 ⇒ 2・5・8・9 ⇒ 2・5・8・9(12点)
馬連 流し
10 − 2・5(2点)
- 浅野 靖典 氏:プロフィール
- 競馬キャスターとして活躍。全国の競馬関連施設や競馬場巡り、競馬史研究などをライフワークとしている。