第30回クラスターカップ(JpnIII) 2025年8月11日(月・祝) 盛岡競馬場

レース結果

 

 

ピックアップ

直前予想

盛岡 11R 18:15 発走
第30回 
クラスターカップ

予想印
負担重量 騎手 須田 鷹雄 浅野 靖典 赤見 千尋 斎藤 修 勝浦 正樹
1 1 エイシントルペード 54.0 山本 聡紀
2 2 ウラヤ 54.0 山本 政聡
3 3 カリュウ 52.0 菅原 辰徳
4 サンライズアムール 54.0 幸 英明
4 5 サンエイウイング 54.0 小林 凌
6 チカッパ 57.0 武 豊
5 7 アドバンスファラオ 54.0 笹川 翼
8 スマートセラヴィー 54.0 大坪 慎
6 9 ダノンスコーピオン 59.0 山本 聡哉
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10 マツリダワールド 54.0 阿部 英俊
7 11 レディブラウン 52.0 鈴木 祐
12 キャンディドライヴ 54.0 落合 玄太
8 13 スプラウティング 54.0 塚本 涼人
14 ヒビキ 54.0 丹内 祐次
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データ分析

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出走馬短評

【中央所属馬の評価】

チカッパは1200mで4勝、1400mで1勝の4歳馬。昨シーズンの3歳限定戦では園田1400mの兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)で2着から、続く門別1200mの北海道スプリントCを(Jpn3)を直線一気の脚で制覇。すると古馬相手でも勢いに乗り、大井1200mの東京盃(Jpn2)を勝ち、佐賀1400mのJBCスプリント(Jpn1)でも4角先頭からハナ差2着と勝ち負けを演じた。その後は12月のカペラS(G3)が6着だったが、勝ったガビーズシスターと4キロの重量差があってクビ+クビ+1/2+アタマ+ハナの僅差だから悪くない。年が明けてリヤドダートスプリント(G2)は10着。前走のさきたま杯(Jpn1)は7着。凡退が続いたが、サウジ遠征の前々走は初海外、そして前走はそこからの休み明けだから酌量の余地。力負けであるはずもなく、そろそろ巻き返したい局面となる。

サンライズアムールは1200mで7勝、1400mで1勝の6歳馬。前走の水無月Sでオープン4勝目をマークしている実力馬。重賞出走は昨年12月のカペラS(G3)4着のみだが、前半32秒5→後半37秒6という激流のなか、3番手追走から直線一旦は先頭。最後にクビ+クビ+1/2と差し込まれたが、先行勢で掲示板を確保したのはこの馬だけであり、敗因は展開のアヤ。重賞で通用することは十分に示している。今回は地方初遠征、左回りは久しぶりになるが、中央馬にとって走りやすい盛岡が舞台なら、さして問題にはならないか?

ダノンスコーピオンは2歳時に朝日杯FS(G1)でドウデュース、セリフォスに次ぐ3着。3歳時にアーリントンC(G3)を勝ち、続くNHKマイルC(G1)ではマテンロウオリオンらに競り勝った芝のG1ホース。その後の古馬戦では富士S(G2)3着、京王杯スプリングC(G2)4着がある程度でピリッとせず、今年の3月からダートへシフトチェンジ。G1馬で斤量を背負わされることもあり、3戦→8・6・9着と苦戦しているが、前々走の大井1200m・東京スプリント(Jpn3)では後方から最速上がりで追い込み、勝ったエートラックスと0秒3差の競馬。今回は当時と同じ1200mが舞台だけに、一発大駆けがあっても驚けない。

ヒビキはダート1150~1200mで4勝マークの5歳馬。2勝クラスに昇級した頃までは先行力を武器に前で戦っていたが、昨年の8月に控える競馬を試みると中京1200mの2勝クラス・清洲特別→3勝クラス・浜松Sを連勝。一気にオープンに駆け上がってきた。オープンに昇級後は6・13・16・3・13着。まだ勝ち星はないが、前々走の越後S(新潟1200m)では4角最後方から最速上がりで追い込んで勝ったブシンから0秒2差の3着に食い込んでいる。2勝クラス→3勝クラスの連勝、そして越後Sは今回と同じ左回りの1200mであり、盛岡は合いそうなタイプ。

アドバンスファラオはダート1150~1400mで5勝マークの5歳馬。好~凡走の落差が激しく、5勝時は4、11、2、7、7番人気と、なかなか人気になりにくいタイプ。それでもデビュー時の464キロから最近は500キロ前後と馬体を増やし、昨年9月にオープンに到達。オープン初戦のながつきS(中山1200m)でサンライズアムールから0秒4差の3着、そして今年の3月には阪神1400mのコーラルSでヤマニンウルスら相手に逃げ切ってリステッドを勝つまでに成長してきた。重賞初挑戦となった前走の東海S(G3)は先行できずに殿り負けと惨敗しているが、前々走のリステッド・栗東S(京都1400m)は6着ながら勝ち馬と0秒5差とまずまずの競馬。とにかくすんなり先行できれば渋太さを発揮する。

【地方所属馬の評価】

キャンディドライヴは中央→道営→中央→道営。中央ではダートの1400mで2勝。3勝クラスから前走で道営に再転入。門別1200mのA1戦を直線鋭く伸び、2着に3馬身差とブリックロード以下を斬って捨てている。もともと兄に米G1メトロポリタンHを勝ったシルヴァーステイトがいる良血馬で米セリ出身馬。もうひと花の期待がかかる素材とみる。

岩手のエイシントルペードは道営→中央→兵庫→岩手という経歴の4歳馬。6月に岩手に転入すると早池峰スーパースプリント(水沢850m)→岩鷲賞(盛岡1200m)と重賞をあっさり2連勝。現在の岩手の短距離路線のレベルがどうかだが、地元勢の総大将はこの馬になる。

【解説者の予想】

今年は地方馬にコレという馬がおらず、ほぼ中央馬の争いになりそうなムード。G1NHKマイルC勝ちのダノンスコーピオンが基礎重量から5キロ増の59キロ、Jpn2東京盃勝ちのチカッパが3キロ増の57キロ。この2頭が他馬より重い斤量でどうなるかだが、ダートの短距離路線での実績はチカッパが一枚上。走り頃の局面でもある。当面の相手は1200mのカペラSの内容が良かったサンライズアムール。あとは盛岡の直線でヒビキ、ダノンスコーピオンが台頭してくるかだが、うまく先行できればアドバンスファラオの残り目もあっていい。

◎(6)チカッパ
○(4)サンライズアムール
▲(14)ヒビキ
△(9)ダノンスコーピオン
△(7)アドバンスファラオ

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レース概要

RACE OUTLINE

クラスターカップとは

現在の盛岡競馬場が開場した1996年に創設。水沢競馬場1400メートルで行われた2007、08年を除き、盛岡競馬場1200メートルで実施されている。29回の歴史で地方馬の勝利は4頭。直近の勝利は17年のブルドッグボス(浦和)。この年は2着が地元のラブバレットで地方馬のワンツー決着となった。最近5年で馬券圏内に入った地方馬は20年3着のブルドッグボスのみで、中央勢が圧倒している。

JRAからはダートグレード2勝で昨年の佐賀・JBCスプリントJpnI・2着のチカッパが参戦予定。22年NHKマイルカップGIの勝ち馬で、今年ダートに転向して東京スプリントJpnIIIでは0秒3差6着好走のダノンスコーピオン、ダート短距離のオープン特別で4勝を挙げているサンライズアムールなど5頭が出走を予定している。

地方勢では、岩手へ転入後、重賞を連勝中のエイシントルペードには地元の大将格として期待がかかる。中央からの転入初戦で栗駒賞制したスプラウティング、前走北海道での再転入初戦を勝利したキャンディドライヴらが参戦予定だ。

出走予定馬

選定馬(50音順)

所属 馬名 性齢 斤量 予定騎手 調教師 備考
栗東 アドバンスファラオ 牡5 - 未定 森 秀行  
岩手 ウラヤ 牡6 - 未定 畠山 信一  
岩手 エイシントルペード 牡4 - 未定 板垣 吉則  
岩手 エメラルドビーチ 牡5 - 未定 佐藤 雅彦  
北海道 キャンディドライヴ 牡6 - 未定 小野 望  
北海道 ケイアイロベージ 騸7 - 未定 小野 望  
栗東 サンライズアムール 牡6 - 未定 小林 真也  
北海道 ストリーム 牡4 - 未定 田中 淳司  
岩手 スプラウティング 騸6 - 未定 酒井 仁  
栗東 ダノンスコーピオン 牡6 - 未定 福永 祐一  
栗東 チカッパ 牡4 - 未定 中竹 和也  
栗東 ブシン 牡4 - 未定 森 秀行  
岩手 マツリダワールド 牡5 - 未定 菅原 勲  
岩手 レディブラウン 牝7 - 未定 千葉 幸喜  

補欠馬(50音順)

所属 馬名 性齢 斤量 予定騎手 調教師 備考
栗東 エコロガイア 牡4 - 未定 森 秀行  
岩手 エスクマ 牡5 - 未定 佐藤 浩一  
栗東 エティエンヌ 騸6 - 未定 吉田 直弘  
岩手 カリュウ 牝6 - 未定 伊藤 和忍  
栗東 クロジシジョー 牡6 - 戸崎 圭太 岡田 稲男  
岩手 サンエイウイング 牡8 - 未定 佐藤 浩一  
栗東 ジャスパーゴールド 騸7 - 未定 森 秀行  
岩手 スマートセラヴィー 牡9 - 未定 齋藤 雄一  
岩手 チベリウス 牡6 - 未定 村上 実  
栗東 ヒビキ 牡5 - 未定 辻野 泰之  
岩手 ボンディマンシュ 騸9 - 未定 佐藤 祐司  

レース配信

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