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農林水産大臣賞典 第42回ばんえい記念(BG1)

過去の傾向

 過去5年間の結果から傾向をみていく。毎年9歳以上の馬が必ず連対。2走前までにチャンピオンカップに出走していた馬も連対しているのも特徴的だ。また毎年、ゼッケン8〜10番の馬も連対中となっている。当日の馬体重が1060キロ以下の馬が連対しているデータもある。ちなみにこのレースは「リピーター」が多いことも特徴のひとつ。1993年以降の優勝馬はすべて、ばんえい記念を2回以上勝利している。

出走馬短評

ヨコハマイサム これまで2回の重賞出走は、いずれもばんえい記念。3年連続の出走となるが、過去2回とも9着の成績と近走の実績から考えると、今回も苦戦必至だろう。

スターエンジェル ばんえい記念には4年連続での出走。2年前は3着と大健闘。しかし最近は掲示板確保もままならない状況。年齢的にも厳しそうだ。

スーパークリントン ばんえい記念に2回出走し、4着と5着という成績。底力があるタイプだが、善戦以上まで至らないレース続き。今年も善戦までというところだろう。

フクイズミ 重賞8勝の女王が、ばんえい記念に初登場。この重量も、帯広記念を880キロで連覇なら克服も十分。1982年以来(当時は11月開催)の牝馬の優勝に期待がかかる。

カネサブラック 今年度は重賞を5勝と充実一途。高重量戦に多少の不安はあるが、今の勢いならそれも杞憂に終わりそう。新王者誕生の可能性も高そうだ。

ニシキダイジン 昨年のこのレースは4着に健闘。今年度は重賞に4回出走して、すべて3〜4着と大崩れなし。しかしひと押しに欠けるのは明らか。今回もその部分が課題となる。

イケダガッツ 昨年のばんえい記念が、初の重賞挑戦。それ以来となる重賞が再度のばんえい記念では、さすがに荷が重い感じ。12歳馬の戦いは、完走が目標というところだろう。

タケタカラニシキ 3〜4歳時に重賞2勝も、800キロ以上では3着が最高と、パワーに不安がある印象。近走は条件戦でも大敗続き。ここに入っては厳しい。

トモエパワー 先代の王者・スーパーペガサスに続く4連覇を狙う「ミスターばんえい記念」。24歳の西謙一騎手は、ばんえい記念初挑戦。父から勝利も受け継げるか、注目だ。

ナリタボブサップ 過去2回のこのレースでの成績は6着と7着。900キロを曳いた帯広記念では08年に勝利し、今年は2着。馬場水分が多ければチャンスもありそうだ。

レースの狙い

 4連覇を狙うトモエパワーは、ここに向けて十二分に仕上げてくるはず。若い騎手は多少不安だが、外枠でもあり首位争いの期待ができる。しかし、それ以上に魅力的なのが、カネサブラック。今の勢いなら1トンの克服も可能だろう。フクイズミも底力なら互角以上。土曜日の降雪の量次第では、ナリタボブサップにもチャンスが生まれそうだ。