レース展望・予想

高知の5勝馬ワンウォリアーが優勢「兵庫ユースカップ」（姫路競馬）

2024/02/22

22日（木）の姫路競馬メイン第10レースに西日本交流「第16回兵庫ユースカップ」（3歳定量、姫路競馬場1400メートル）が行われる。

◎3 ワンウォリアー（牡、高知・工藤真司厩舎）は高知5勝の実力馬。高知の3歳最強と目されるプリフロオールインに先着したことはないが、前走は1馬身差に迫るところまで来ていた。陣営の話ではネクストスター高知で6着に敗れた際、砂をかぶって嫌がっていたが、その後から着用しているパシュファイヤーの効果が大きく、その後の連勝につながっているそうだ。1400メートルは少し忙しい印象もあるが、内の2頭がハナを切りたい馬で、淀みないペースで流れれば末脚が届く。

○1 クラウドノイズ（牡、坂本和也厩舎）は地元兵庫の5勝馬。中間は放牧を挟んで乗り込まれてきた。重賞ではあと一歩の成績だが、前走の園田ジュニアカップでは序盤から競り合う展開に巻き込まれて息が入らず、厳しい展開だったことが敗因。今回も逃げを打つとみられるが、いかにマイペースに運べるかどうかが鍵になる。隣のダイジョバナイをうまくさばきたい。

▲7 リケアサブル（牡、高知・田中守厩舎）も高知ではプリフロオールインとしのぎを削ってきたトップクラスの3歳馬。位置取り自在でセンスの高さを感じる。今回騎乗する吉原寛人騎手は姫路の重賞で3週連続騎乗となるが、今度こそ勝利して、ばんえいを除く全14場の重賞制覇を決めたいところだ。

☆2 ダイジョバナイ（牡、飯田良弘厩舎）は2走前の1700メートルでは掲示板外だったが、1400メートルでは安定感抜群。ハナを切らなくても折り合いの心配はなく、立ち回りのうまさを見せたいところだ。

△5 インテンシーヴォ（牡、盛本信春厩舎）はゴールドジュニア（笠松）から中1週での強行軍になるが、馬は元気いっぱい。砂をかぶって嫌がる面を見せたりまだ幼い面が多いが、今回は乗り慣れた下原理騎手に手が戻る効果は大きそうだ。

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3連単（1軸流し）　3→1・7・2・5（12点）

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（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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