レース展望・予想

中島記念連覇狙うリュウノシンゲンが秋初戦「有明海賞」(佐賀競馬)

2023/11/11

11日(土)佐賀競馬メイン第4レースは「有明海賞」(A1級、佐賀競馬場1400メートル)。

◎1 リュウノシンゲン(牡5、山田徹厩舎)は、今年ここまで8戦6勝で、うち重賞は3勝しています。前走で吉野ヶ里記念(7月23日、1400メートル)を連覇した後は休養し、今回が秋初戦です。佐賀オータムスプリント(10月15日、1400メートル)の1、2着馬は不在のメンバー構成で、年末の中島記念の連覇へ向けて、勝利でスタートを切れそうです。

○7 ユーアーマイソウル(牡6、手島勝利厩舎)は、5月のA2級昇級後はA級普通競走で4勝を挙げ、前走の国見岳特別(10月29日、2000メートル)がA級特別初挑戦。逃げを打ちましたが、4コーナーで先頭を奪われ、勝ち馬から1秒3差の7着でした。A級特別2戦目となる今回も相手は強力ですが、A級での勝利実績がある1400メートルへ距離短縮の一戦。前走同様に逃げも打てそうで、粘り込も狙えそうです。

▲8 ミスカゴシマ(牝6、平山宏秀厩舎)は、今年は中距離戦を主体に使われ、3走前の九州チャンピオンシップ(8月20日、1750メートル)など、2勝を挙げています。一方、1400メートル戦は4戦し勝ち星がありませんが、4走前の吉野ヶ里記念ではリュウノシンゲンからコンマ5秒差の3着と力は見せています。

夏場以降のA級特別クラスで上位に食い込んできた△4 ダイモーン(牡5、大島静夫厩舎)と△5 グローリー(牡4、大島静夫厩舎)の両馬は、重賞の佐賀オータムスプリントではともに掲示板外(7着、6着)でしたが、勝ち馬との差はコンマ5秒ほどでした。今後の重賞路線でも楽しみな存在となりそうです。

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(文/上妻輝行)


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