レース展望・予想

強敵不在でスタンレー「中京ペガスターカップ」（名古屋競馬）

2023/03/14

3月14日（火）の名古屋競馬メイン第10レースは「第7回中京ペガスターカップ」（3歳、東海地区デビュー馬、名古屋競馬場1700メートル）。

駿蹄賞トライアルでもあるSP2だが、3歳戦線を断然リードするセブンカラーズが不在。波乱要素を秘めた一戦だが、ひと叩きされた効果が大きい◎11 スタンレー（牡、後藤正義厩舎）の素早い変身に期待だ。デビュー直後から今世代の笠松ナンバーワンと呼ばれる好素材は、昨年11月の2歳王者決定戦でセブンカラーズに真っ向勝負を挑んで3馬身差2着に敗れた。ただ圧勝続きのセブンカラーズに対し、重賞戦線で好勝負したのはこれまでスタンレーただ1頭。前走のゴールドジュニアは4着に失速したが、ケガ明け復帰戦のハンデに、後続から終始プッシュを受けたハイペースの先行策と敗因は明確。最終追い切りで好タイムをマークし、シャープなキレを見せたように、休養明けを使われ、状態も大きくアップする。三冠戦線に勢いをつけるために、しっかり勝ち切り、改めて力を誇示したい。

安定勢力○7 エムエスドン（牡、竹下直人厩舎）は当然高い評価が必要。ライデンリーダー記念を制した実力派でもあり、重賞戦線で常に好勝負をするレース巧者は脚質に自在性があるのも強みだ。

キャリアわずか3戦も、前走3歳1組特別の勝ちっぷりが際立った▲3 クフィール（牡、今津博之厩舎）も魅力いっぱい。馬っぷりがいいうえ、休養明けを快勝後で叩き2走目の上積みも見込める。重賞初挑戦でいきなりの大仕事も夢ではない。

メキメキ頭角を現す決め脚自慢の△1 マユグリーン（牡、倉地学厩舎）も一撃十分。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　11⇔1・3・6・7（8点）
3連単（フォーメーション）　11→1・3・6・7→1・3・6・7　1・3・6・7→11→1・3・6・7（24点）

中京ペガスターカップの出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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