レース展望・予想

6連勝でのダービー制覇となるかスーパーバンタム「石川ダービー」(金沢競馬)

2022/06/21

金沢競馬の3歳チャンピオン決める「第6回石川ダービー」(3歳、金沢競馬場2000メートル)が、6月21日(火)に開催される金沢競馬のメイン第11レースで行われます。昨年までは5月下旬~6月上旬に実施されましたが、今年は第1回の開催時期へ戻ったことで、ダービーシリーズ2022のトリを飾る“ダービー”になりました。

◎11 スーパーバンタム(牝、鈴木正也厩舎)は3歳一冠目の北日本新聞杯で、スタートを決めて先手を奪ってペースを握ると、4コーナーを先頭で回って直線で後続を突き放し、2着以下に4馬身以上差をつける快勝劇でノトキリシマ賞に続く重賞連勝を飾りました。3歳になって春先から控えるレースを試みていたことで、逃げても溜めが利くようになり、距離が1700メートルに延びてもまったく苦にしませんでした。その後はこの石川ダービーを目標に調整を積んでおり、2週続けて追い切りでは好タイムを計時しています。距離はさらに300メートル延びますが、北日本新聞杯からそれほど顔触れも変わっていないことから、今回も早めに先頭へ抜け出して後続を引き離せば、6連勝でダービー馬の称号に手が届きそうです。

○1 スタイルユアセルフ(牝、鋤田誠二厩舎)は転入2戦目で北日本新聞杯に挑戦となりましたが、終始逃げたスーパーバンタムをにらみながら外め2番手から追走し、直線に入って突き放されながらも、そのまま2着に踏ん張りました。キャリアはまだ8戦ですが、北海道でJRA認定新馬戦を勝ち、その後移籍した川崎でも3歳条件戦を勝っている実績から、かなりの素質がありそうです。引き続き追い切りでも折り合いがついた順応な動きを見せており、今回も好位をキープして積極的にレースが運べるなら、全姉のネイバーアイランドよりも先に重賞タイトルを手にできるかもしれません。

▲4 リュウノガルシア(牡、加藤和義厩舎)は前走の北日本新聞杯でスーパーバンタムと人気を分けましたが、直線内から伸び切れず5着に敗れました。ゲートが開いてからの行きっぷりがもうひとつで、好位3番手をキープしましたが、逃げたスーパーバンタムのスピードに付いて行けませんでした。レース前にテンションが上がってしまったようで、今回は追い切りであまり気合が入らないように直線は馬なりで流して乗り込まれています。落ち着いてレースに臨めるなら、悲願の重賞初制覇も夢ではありません。

△5 キープクライミング(牝、中川雅之厩舎)は前走の北日本新聞杯で直線伸び切れず6着と、デビューから初めて掲示板を外してしまいました。その後は熱心に乗り込まれており、石川ダービーでの巻き返しに燃えています。堅実な差し脚が発揮できれば、再び上位争いに加わってきそうです。

△10 スターフジサン(牝、加藤和義厩舎)も前走C1級古馬を撃破して2連勝中と勢いを取り戻してきています。2歳時にはスーパーバンタムに先着した実績もあり、前崩れの展開になるなら追い上げが届くかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 11→1・4・5・10(4点)
3連単(1軸流し) 11→1・4・5・10(12点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)


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