レース展望・予想

末脚強烈なマリターが突き抜ける「神戸ビーフ特別」（姫路競馬）

2022/02/09

9日（水）の姫路競馬メイン第11レースに「神戸ビーフ特別」（A1、姫路競馬場1500メートル）が行われる。

◎5 マリター（セン6、盛本信春厩舎）は骨折明けを2回たたいて上昇ムード。もともと兵庫ゴールドカップで3着の実績が示すように重賞でも勝ち負けする実力を秘めている。ただし今回は初めての1500メートル戦。1230メートルを中心に使われている馬で折り合いがうまくつくかどうかが鍵になるが、この相手なら地力でねじ伏せるとみた。

○8 ステップシュート（牝8、森澤友貴厩舎）は姫路の走りっぷりがいい。前走はマイタイザンの逃げ切りを許したが、大外から鋭く伸びて2着と姫路巧者ぶりを発揮した。決め手はマリターよりやや劣るとみて対抗評価にしたが、今回も外枠で大外から鋭く伸びてくる。

兵庫ダービー馬▲7 ディアタイザン（牡5、碇清次郎厩舎）がここでは実績面で一歩リードしている。追い切りの動きも良く外枠ですんなりハナを切れるようだと勝ち負けになるだろうが、物見する習性があり、昨年は初めての姫路戦で1番人気7着と凡走してしまった。コース2度目とはいえ信頼は置けず、今回は3番手評価とした。

☆4 ドライヴナイト（セン9、新子雅司厩舎）は少し勢いに陰りが見られるが、今回は間隔を詰めて使えており、これまでよりいい状態で出走できる。少頭数で2、3番手から運ぶことができれば巻き返し可能だ。

△2 デクレアラー（牡7、玉垣光章厩舎）はJRA3勝クラスからの転入初戦。ダートの経験が1度しかなく未知数な部分は多いが、「追い切りの動きは良かったのでダートにも対応できるのではないか」と玉垣光章調教師は話していた。一発があるならこの馬だろう。

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馬単　5→8・7・4・2（4点）
3連単（1軸流し）　5→8・7・4・2（12点）

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（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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