レース展望・予想

名古屋の絶対エース、カツゲキキトキト「東海桜花賞」(名古屋競馬)

2018/04/10

4月10日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「第58回東海桜花賞(SP1)」(名古屋競馬場1400メートル)。

30日のかきつばた記念JpnIIIのトライアルレースで、全国地方交流重賞に、精鋭12頭がフルゲートで激突するが、もちろん中心は地元名古屋の誇る絶対エース、◎11 カツゲキキトキト(牡5、錦見勇夫厩舎)だ。前走の名古屋大賞典JpnIIIではJRA勢相手に直線の追い比べに敗れ、5着に止まったが、勝ち馬からのタイム差は1秒。道中で空馬の影響を受け、競走リズムを崩された面もあった。中央勢の厚い壁にまたはね返されたが、悲観する走りと内容でもなかった。長くいい脚が使えるカツゲキキトキト一番のセールスポイントから、中・長距離レースがベストだが、1400メートル戦でも昨年10月のゴールド争覇で、ダートグレード覇者の兵庫のトウケイタイガーを豪快に撃破し、こなせない訳ではない。地方勢同士の戦いなら、難敵JRA勢相手に勝ち負けする力と決め脚の違いを見せつける。

短距離1400メートル戦を考えれば、有力な相手はレベルが高い兵庫、南関東地区のスピードタイプとなりそうだ。一番の魅力は好調持続中の○7 ナチュラリー(牡4、兵庫・新子雅司厩舎)。昨年の兵庫ダービー以降は1400メートル以下の短距離レースに使われ、【4・3・2・1】。2月の重賞・園田ウインターカップでは7着に終わったが、同レースを挟んでオープン特別を快勝劇で2連勝中。名古屋初参戦だが、馬場が軽く直線も短くなる当地で、いっそう先行力が生きてくる。

休養明け、約5カ月ぶりの実戦で評価を割り引いたが、▲6 スターインパルス(牝4、浦和・小久保智厩舎)も魅力の好素材。昨年3月の浦和・桜花賞をハイピッチで飛ばしながらも4馬身差つけて逃げ切り、9月の当地秋桜賞も難なく仕留めた快速レディー。仕上がり度がポイントになるが、“南関東の強力ブランド”である小久保厩舎は東海遠征時の強さは折り紙付き。勝ち負けに欠かせない。

また、地元勢では1枠スタートがもろ刃の剣になるが、交流重賞V2とメキメキ力を蓄えている△1 ポルタディソーニ(牝4、瀬戸口悟厩舎)に、7ハロン巧者の△8 サンデンバロン(牡6、塚田隆男厩舎)にも期待がかかる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 11→1・6・7・8(4点)
3連単(1軸流し) 11→1・6・7・8(12点)

東海桜花賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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