レース展望・予想

安定した先行力サザンオールスターが軸「こいぬ座特別」（名古屋競馬）

2018/03/23

3月23日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「こいぬ座特別」（B級1組、名古屋競馬場1600メートル）。

どの馬も一長一短があり、混戦模様だが、前走の同条件、B級1組特別で好勝負した◎11 サザンオールスター（牡4、今津博之厩舎）を連軸視。3歳時の新緑賞V（昨年4月笠松）に、東海ダービー銅メダルからすれば、もっと上位が狙える好素材。昨秋から冬にかけて今イチの走りが続いたが、4走前の4組2着で復調の手ごたえをつかむと、続く4組2着、そして2走前の3組を鮮やか抜け出しで久々勝利達成。そして前走は強敵相手の1組でも4着と上々内容で、復活ぶりをアピールした。移籍後は4勝に対し、2着が7回、3着6回。勝ちみの遅いタイプだが、しぶとく安定した先行力は一番連軸にふさわしい。

転入初戦の実力派、○9 ロジテースト（牡7、今津博之厩舎）の取捨もポイントになりそうだ。中央2勝馬で、その後移籍した高知ではA級に在籍。転入戦、5カ月ぶり実戦と、手探り面は多いが、高い実績からやはり軽視できない。

10勝を挙げる1400メートル戦に対し、わずか1勝のみのマイル戦がカギになるが、主導権時の強さに定評があるのは▲10 トーホウシルエット（牡6、井手上慎一厩舎）。外枠スタートでも逃げにこだわるタイプが少なく、先行態勢が比較的取りやすい。マイペースに運べば、押し切りも狙える。

近況、差し脚が安定する△2 ケイサンパルプンテ（牡4、角田輝也厩舎）に、一撃秘める△5 ルミノアルマース（牝7、櫻井今朝利厩舎）も展開次第で出番が到来。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　11⇔2・5・9・10（8点）
3連単（フォーメーション）　11→2・5・9・10→2・5・9・10　2・5・9・10→11→2・5・9・10（24点）

こいぬ座特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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