レース展望・予想

吉野ヶ里記念2着惜敗のイッセイイチダイが実力上位「池田湖賞」（佐賀競馬）

2017/08/05

5日（土）佐賀競馬メイン第10レースは「第5回池田湖賞」（オープン(A2級)、佐賀競馬場1800メートル）。

◎1 イッセイイチダイ（牡5、東眞市厩舎）は、3月にJRAから佐賀へ復帰し、6連勝でS1重賞の吉野ヶ里記念（7月23日、1400メートル）へと駒を進めました。逃げたマサヤの3番手を進み、4コーナーで2番手に浮上しましたが、その後はマサヤとの差を詰めることはできず、同馬から1馬身1/4（コンマ2秒）差の2着に敗れました。今回は1800メートル戦への出走です。佐賀では3歳春の栄城賞以降はすべて1400メートル戦を使われてきましたが、2歳時に1750メートル戦で2勝の実績があります。吉野ヶ里記念からの参戦馬はこの馬と6着のコスモガラサのみと相手関係は楽になっており、この距離でも優勝の可能性は濃厚でしょう。

○4 コスモポッポ（牡5、山田義人厩舎）は、1月のA2級昇級後は勝ち星がなく、ほとんどのレースで勝ち馬から1秒以上の差を付けられていますが、すべてのレースで掲示板内を確保し、馬券圏内への進出も4回あります。

▲3 コスモガラサ（牡8、大島静夫厩舎）は、吉野ヶ里記念ではマサヤから1秒8差の6着に敗れましたが、3月から前々走まで7戦連続で掲示板内を確保と、A級特別クラスで健闘を続けています。

今回はイッセイイチダイの力量が抜けており、2番手争いもコスモポッポとコスモガラサの両馬に絞られそうです。

そのほかの3頭は近走で勝ち馬から大きな差を付けられており、馬券圏内への進出は厳しそうですが、その中では1月の佐賀転入後3走の中距離戦で好走していたアラートミノル（牡6、大島静夫厩舎）に上位進出を期待したいところです。

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（文／上妻輝行）


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