レース展望・予想

先行力と障害力でサクラリュウが一歩リード「こと座特別」（ばんえい帯広競馬）

2017/07/08

7月8日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「こと座特別」（A1級-1組混合）が行われます。

ジュノー特別では1番人気に支持されたもののサクラリュウの4着と敗れたトレジャーハンター、ミントスポット杯3着ソウクンボーイ、拓成湖特別1着スーパータイトル、ムーンストーン特別3着サカノテツワン（牡8、田上忠夫厩舎）、A1級平場戦1着ハクタイホウなど、混合戦ならではの異なる路線からの好調馬が争う特別戦です。今週末の十勝地方は気温30度を超える真夏日が予想されて、乾いた砂でのパワー勝負となりそうです。

◎8 サクラリュウ（牡7、金山明彦舎）690キロを本命に推します。前走のミントスポット杯はオープン混合戦で、1着のニュータカラコマ、2着キサラキクなどオープンの一線級が対戦相手。当時は雨で時計の競馬となりましたが、スタートから遅れずに横一線で進み、障害も3番手。直線では流石に脚が上がり結果5着と敗れていますが、レース内容は見せ場十分と言えます。今回も混合戦ですが、A1級のサクラリュウにとって恵まれた相手。ポンと先手さえ取れれば自分の展開を作れそうです。

○1 トレジャーハンター（牡10、金田勇厩舎）690キロが対抗です。今季は初戦スプリングカップで2着ホクショウユウキに7秒0差を付けて圧勝しています。その後セイコークインの5秒8差の3着、オレノココロの10秒8差の4着、センゴクエースの5秒2差の3着、前走ジュノー特別ではサクラリュウの7秒7差の4着と勝てないまでも健闘しています。今回は格下馬が相手でゴール前の辛抱次第では逃げ切り逆転もあります。

▲7 ハクタイホウ（牡6、久田守厩舎）690キロが3番手です。今季初戦はサクラリュウの1秒5差の3着、叩き2走目の鹿追町競馬会杯ではタキニシサンデーに2秒4差を付けて1着。前走A1級平場戦でもホクショウユウキに6秒3差を付けて圧勝と、その強さは本物。相手強化でも圏内です。

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馬単　8→1・7・4・5（4点）
3連単（フォーメーション）　8→1→7・4・5（3点）

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（文／小寺雄司）


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