レース展望・予想

初代覇者狙うヤマミダンス「石川ダービー」(金沢競馬)

2017/06/20

ダービーシリーズ2017のラストを飾る「第1回石川ダービー」(3歳、金沢競馬場2000メートル)が、6月20日(火)に開催される金沢競馬のメイン第11レースで争われます。今年再新設された金沢3歳の頂点を決める一戦で、2004年まで行われた日本海ダービー以来13年ぶりにダービーという名の付くレースが金沢競馬に復活します。

◎1 ヤマミダンス(牝、中川雅之厩舎)が初代覇者を狙って予定通り参戦してきました。前走の北日本新聞杯では、名古屋の東海クイーンカップでの惨敗後とあって不安視する声もありましたが、終わってみれば直線だけで後続を5馬身も引き離す圧勝劇でした。課題だった馬体重も11キロ増えて体調面も持ち直し、地元勢相手ならスピードが違うことを見せつけました。今回は距離がさらに延びますが、1800メートルだった名古屋の梅桜賞の快勝ぶりからあと1ハロンの延長も問題はなさそうで、内枠なら発馬を決めてペースを握ることができれば押し切りは濃厚です。

○5 サッキーヘラクレス(牡、加藤和義厩舎)は前走の北日本新聞杯で直線外から一気に弾けて混戦となった2着争いを制しました。出遅れても2着まで追い上げた前走内容から距離は延びた方が良さそうで、2000メートルならさらに着差が縮められそうです。

▲6 ナゲッツ(牝、金田一昌厩舎)は今季オール3連対の成績から前走の北日本新聞杯で2番人気に支持されましたが、好位から伸び切れず5着でした。ヤマミダンスには並びかけることもできず完敗でしたが、距離が延びてペースが落ち着くなら2番手から食い下がれそうです。韓国遠征から一時帰国した畑中信司騎手の手綱さばきに注目です。

△11 ヴィーナスアロー(牝、金田一昌厩舎)は中央遠征のダメージで戦列復帰に時間を要しましたが、2歳時はヤマミダンスのライバル的な存在でした。いきなりの重賞は条件的に厳しいですが、ヤマミダンスが後続を大きく引き離してしまう展開になるなら2着に追い上げるシーンは十分に考えられます。

北日本新聞杯で出遅れてしまった△9 レソルテ(牝、加藤和義厩舎)もスピードは秘めるだけに発馬を決めれば変わり身がありそうです。

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馬単 1→5・6・11・9(4点)
3連単(1軸流し) 1→5・6・11・9(12点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)


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