レース展望・予想

末脚が武器アルカナが軸「淡路島たまねぎ特別」（園田競馬）

2017/06/08

8日（木）の園田競馬メイン第10レースに「淡路島たまねぎ特別」（A2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

逃げ、先行馬が揃って展開は差し馬に向くと思います。兵庫転入後は大敗した初戦を除いて上がり3ハロン40秒台を切っている◎5 アルカナ（牝7、住吉朝男厩舎）の末脚に期待します。JRAの初勝利は京都ダート1400メートルを差し切っています。2勝目は笠松のJRA条件交流。距離は1800メートルで3コーナー手前から動いてまくり切りました。昨年4月に兵庫に転入してきました。その4走目のA2（1400メートル）で2勝目をマークしてA1昇級。向正面からスパートして4コーナーでは4頭が併走する3番手の外から直線一気に差し切って2着エイシンハヤテに3馬身差です。時計の速い重馬場でしたが、上がり3ハロンは37秒0を計時しています。その後は牝馬重賞の金沢・読売レディス杯、名古屋・秋桜賞でトーコーヴィーナスの2、3着が残っています。今年に入ってA2に降級。勝ち星こそありませんが、7戦3着3回、4着2回、5、6着各1回と末脚を駆使して堅実駆けです。前述したように激しい主導権争いが必至だけに向正面から動いて園田2勝目のチャンスでしょう。

1番枠を引いた○1 スマートエビデンス（牡6、坂本和也厩舎）がスタートを決めて逃げ脚を飛ばします。JRA時にサンライズトーク（JRAから兵庫転入初戦にA2勝ち）の2着、兵庫に転入後は勝ち星こそありませんが2着3回です。その2着は総て逃げ粘っています。1400メートルでは転入初戦にブルーウィザードの2着が残っています。

昨年の兵庫ダービー馬▲7 ノブタイザン（牡4、新井隆太厩舎）が叩き4走目です。カギは初出走以来の距離1400メートルの克服でしょう。

昇級初戦2着☆12 キザシ（牡5、栗林徹治厩舎）、JRA帰り4走目で昇級戦△11 エイシンサブウェイ（牡5、橋本忠明厩舎）の8枠両馬が続きます。

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馬単（ボックス）　5・1・7・12・11（20点）
3連単（1軸流しマルチ）　5⇔1・7・12・11（36点）

淡路島たまねぎ特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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