レース展望・予想

地元マルトクスパートを信頼「園田FCスプリント」(園田競馬)

2017/06/29

29日(木)の園田競馬メイン第11レースにスーパースプリントシリーズ2017・トライアル第5戦「第7回園田FCスプリント」(3歳以上定量、園田競馬場820メートル)が行われます。

2歳デビュー戦に使われる820メートルで3歳以上オープン馬が年に1度だけスピードを争います。過去7年のレコードは12年にエイシンマロニエがマークした48秒1、上がり3ハロンでは同年3着タガノブリガデイロと翌13年の優勝馬エプソムアーロンが計時した33秒9です。さて、今年はどんな時計が出るでしょうか。

一昨年の2着馬マルトクスパート、昨年の2着馬カッサイを上位に置きます。近況の成績から主役は地元の◎3 マルトクスパート(牡7、田中範雄厩舎)です。JRAでは19戦未勝利、2着3回、3着2回でしたが、転入後に20勝しています。重賞は地元では勝っていませんが、名古屋・東海桜花賞、笠松・サマーカップ(ともに昨年)と2勝です。一昨年のこのレースでは枠を主張して前年の優勝馬エスワンプリンスを抑えて主導権を奪いました。直線中程で3番手から伸びたサクラシャイニーに並ばれ、内で抵抗しましたがゴールでは半馬身差されました。近況は2月の園田ウインターカップを競走除外直後こそ2着でしたが、2走目から3連勝です。前々走はハタノキセキに競り勝ち、前走は4コーナー手前で一旦は捕まったトランヴェールを内から差し返しています。特筆ものは、34戦して4、5着各1回の他は馬券に絡んでいる(2、3着各6回)、園田転入後の成績です。

一方の○8 カッサイ(牡6、高知・雑賀正光厩舎)は2月の地元戦・黒潮スプリンターズカップでインディウム、ランドクイーンなどを破って初タイトルですが、7連勝の余勢で挑んだ昨年に対して近況はひと息です。

スピードで上位争いに加わる▲10 カイロス(牡7、高知・那俄性哲也厩舎)、☆6 マイアリエス(牡6、盛本信春厩舎)に近況は差して結果を出している△9 ハタノキセキ(牡4、吉行龍穂厩舎)などが初めて経験する820メートルでのレースが注目されます。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(ボックス) 3・8・10・6・9(20点)
3連単(1軸流しマルチ) 3⇔8・10・6(18点)

園田FCスプリントの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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