レース展望・予想

距離不足でも決め脚生かしてブランニュー「ウツギ特別」（名古屋競馬）

2017/05/25

5月25日（木）の名古屋競馬メイン第12レースは「ウツギ特別」（A級2組、名古屋競馬場1400メートル）。

もう少し距離のほしい短距離1400メートル戦でも、決め脚シャープな◎4 ブランニュー（牡5、宮本仁厩舎）が断然の主役だ。3月の3a組特別での勝利後、2・3組で4走連続して2着。勝ち切れてはいないが、直線で確実に伸びる末脚をコンスタントに発揮している。A級昇格後、連対を外した2走はともにオープン。展開に左右されやすい差し馬ながら抜群の安定感を誇っている。まして、強敵不在の構成。惜敗続きにピリオドを打つ、絶好のVチャンス到来だ。

次位争いは混戦模様。しかしメンバー構成は先行馬が少ない。有利なレース運びが望めそうな○1 ドナルトソン（牡6、荒巻透厩舎）、▲6 ニホンピロマイティ（牡7、井上正厩舎）の先行勢の粘り込みを上位視したい。ともに近況成績はイマイチだが、ドナルトソンはひと息入っていた前走をひと叩きされ、上昇が期待できる。一方、ニホンピロマイティは4月中旬の出走取り消しアクシデント後、らしさを欠くが、もまれたり、後方位置からで、力を出し切れるレースでもなかった。楽に先行態勢が取れるメンバーへと変わっている。展開利を生かし、大きな変わり身があっても驚けない。

もちろん、堅実駆けタイプで好走パターンの多い絶好の内枠スタートを手に入れた△2 サザンキング（牡6、藤ケ崎一人厩舎）に、大崩れしない△5 アカデミックドレス（セン6、田中敏和厩舎）の差し脚も連争い十分。

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馬単　4→1・6・2・5（4点）
3連単（1軸流し）　4→1・6・2・5（12点）

ウツギ特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）



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