レース展望・予想

仕切り直しジェットが昇級初戦を決める「神姫バス杯」（園田競馬）

2017/05/18

18日（木）の園田競馬メイン第11レースに「神姫バス杯」（A2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

昇級初戦を競走除外で仕切り直しになった◎6 ジェット（牡5、保利良次厩舎）を軸に置きます。JRAでは小倉ダート1700メートルを逃げ切っています。500万でも逃げて4着があります。今年1月の転入初戦は6番枠からスタートを決めてハナを切りました。3コーナー手前から引き離す策に出ましたが、4番手からスパートしたハタノキセキ（4月28日に1400メートルのA1戦・オッズパーク・エクシード杯を勝利）に直線中程で並ばれ、内で必死に抵抗もアタマ差で敗れています。前々走はそのウサを見事に晴らしました。1番枠から楽々とハナに立つと3コーナー手前から差を広げて今度は独走態勢に入り、最後方から追い上げた2着サクラプリズムには3馬身半差の楽勝でした。そして、木村健騎手が初めて乗った前走はトウケイウルフの2番手を進んで、残り3ハロン標付近から先頭に立つと馬なりでした。4番手から追ってきたキザシには並ばせず1馬身差で連勝です。初のA2戦ですが、木村騎手の負傷のため下原理騎手がテン乗りになります。前走と同じようなレースで3連勝の期待です。

同じくB1を連勝している○11 セイシュプリーム（牝4、盛本信春厩舎）を相手筆頭に置きます。転入後は1230メートル、JRAでは1200メートルを多用しています。3走前に初めて1400メートルを使った時は後方から差してきて3着でした。外枠を引いた今回は最初から折り合いの競馬で直線を向いて勝負に出ると思います。

前走のA2を好位4番手から差し切ってクラス据え置き▲1 エンジェルミディ（牝6、尾林幸二厩舎）、前述した末脚勝負☆2 キザシ（牡5、栗林徹治厩舎）に過去にA2では1勝して2着2回の降級戦△9 ユウキエナージー（牝5、新井隆太厩舎）などが続きます。

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馬単（ボックス）　6・11・1・2・9（20点）
3連単（ボックス）　6・11・1・2（24点）

神姫バス杯の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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