レース展望・予想

ケンキャクハーバーの勢いを買う「丹波篠山茶特別」（園田競馬）

2017/05/12

12日（金）の園田競馬メイン第11レースに「丹波篠山茶特別」（A1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

兵庫ダービーを大敗後8戦連続連対中（6勝）◎1 ケンキャクハーバー（牡4、飯田良弘厩舎）がオープンA1の初勝利を目指します。昨年12月のJRA条件交流「円山川特別」は直前のA2を連勝した内容から1番人気。結果は下原理騎手が乗ったJRA・クリノダイスーシーに逃げ切られ完敗の2着でした。3カ月のブランクがあった今年3月のA1初戦（1230メートル）は2番手から抜けたマルトクスパートに1馬身差2着でした。そして、前々走と前走のJRA条件交流戦でJRAの2着馬に3馬身半と4馬身差を付けて連勝です。前々走は向正面一気に3コーナーで先頭に立って4コーナーでは持ったまま気合いを入れただけでした。続く、前走は4番手からスパートして3コーナー2番手、4コーナーで先頭に立って押し切りました。さあ、オープンA1の2走目です。前回は先着されたマルトクスパートを相手に距離延長で雪辱です。

その○6 マルトクスパート（牡7、田中範雄厩舎）がマイペースに落として粘り込みを狙います。1400メートルは名古屋・東海桜花賞、笠松・サマーカップの重賞など12勝、オープンでも勝っています。近況の粘りから対抗に止めましたが、楽な逃げに持ち込めば逆転も十分です。

JRAから再転入▲9 グレイレジェンド（牡9、碇清次郎厩舎）が一角崩し候補です。JRAで3勝して準オープンまで昇級しましたが、12年9月から勝ち星がないのが気になります。久々の園田コースで大外枠は味方しそうです。

12月にオープンを連勝以来の☆4 ベルサリエーレ（牡7、住吉朝男厩舎）は4月21日の能力検査では太め残りもなく馬なりで1分32秒7を計時しています。パドック気配には注意したいです。

2番手で折り合って△5 チェリーベアハート（牡6、有馬澄男厩舎）、堅実サンライズバード（牡7、柏原誠路厩舎）などが続きます。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（ボックス）　1・6・9・4（12点）
3連単（2軸流しマルチ）　1⇔6⇔9・4・5（18点）

丹波篠山茶特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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