レース展望・予想

A1昇級戦でもタイガーのスピードが違う「日高軽種馬農業協同組合特別」(園田競馬)

2016/12/30

30日(金)の園田競馬メイン第10レースに「日高軽種馬農業協同組合特別」(A1、園田競馬場1400メートル)が行われます。

JRA1000万から転入した◎5 トウケイタイガー(牡5、住吉朝男厩舎)がA2ではスピードの違いを見せました。今回はA1昇級初戦ですが、A2を連勝の内容から楽々とクリアすると思います。JRA・ニシケンモノノフが優勝した28日の兵庫ゴールドトロフィーJpnIII挑戦のプランもありましたが、騎手(川原正一騎手)の都合もあってこちらを使いました。JRA新馬戦(京都ダート1200メートル)を勝っています。2勝目の500万は中京ダート1200メートルを3番手から抜け出し楽勝しています。その後は3カ月の休養があって3勝目も500万(福島ダート1150メートル)でした。3番手から直線で楽々と抜け出しています。1000万を4走後の前々走から兵庫所属で、規定によってA2からのスタートです。4カ月半ぶりだった園田初戦からファンのド肝を抜きました。スタート直後はワールンガが外からハナを切っていましたが、内から1コーナーのコーナーワークを生かして先頭を奪うと、後は馬なりでした。川原騎手は何度も後ろを振り返る余裕で2着モズミステイクを9馬身ちぎりました。そして、2番枠だった前走はスタートこそひと息でしたが、楽々と主導権を奪いました。テンのペースは初戦よりもちょっぴり遅かったものの、馬なりで上がり3ハロンを38秒6で一気の逃げ切りです。向正面から追い上げた2着タケマルビクターは6馬身差が精一杯でした。オープンA1初戦ですが、スピードを生かして逃げ切り3連勝濃厚です。

JRAでは4勝をマークしている○7 タガノビリーヴィン(牡6、松平幸秀厩舎)がクラス上位です。転入初戦でベルサリエーレに2馬身半差2着からの上積み必至です。前走同様に末脚勝負で迫ります。

地方の実績は名古屋・東海桜花賞、笠松・サマーカップと重賞2勝▲8 マルトクスパート(牡6、田中範雄厩舎)が上位です。しかし、1230メートルの前走では6頭立てでハナを切りましたが、ランドクイーンの追走に直線一杯の3着でした。現況では苦しい一戦だと思います。

追い込み☆3 アルカナ(牝6、住吉朝男厩舎)、2番手で折り合い△11 マイアリエス(牡5、盛本信春厩舎)、△10 エルウェーオージャ(セン8、橋本忠男厩舎)などが連争いの候補です。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 5・7・8(6点)
3連単(1軸流し) 5→7・8・3・10・11(20点)

日高軽種馬農業協同組合特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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