レース展望・予想

実績馬アポロパレスが復活気配「近江米特別」（園田競馬）

2016/11/29

29日（火）の園田競馬メイン第11レースに「近江米特別」（B1、園田競馬場1230メートル）が行われます。

JRAから転入後にA2を勝っている◎5 アポロパレス（牝7、小牧毅厩舎）が復活気配です。5月にB1降級し4走目の8月から距離を1230メートルに短縮してから堅実駆けです。そして、前走は2着惜敗でした。ハナを争ったシャインメソッド、エーシンクルゼの3番手を進みました。直線を向いて抜け出そうと思った瞬間、内からクラウドチェンバーに切り込まれました。先頭に立っていたエーシンクルゼは捕まえましたが、クラウドチェンバーに差し込まれ3/4馬身差です。JRA時は園田の500万交流レース・淀川特別など2勝しています。転入2戦目の昨年12月にはA2の1400メートル戦を向正面から動いて3コーナー4番手、4コーナー2番手から、逃げていたコパノジョージを直線で捕まえています。その後は今年2走目に2着はありますが、着が精一杯の成績が続いていました。それが距離短縮後は初戦3着後もすべて1秒以内差での敗戦です。そして、前走が約10カ月ぶりの連対でした。今回も前走同様に好位をキープから園田2勝目の期待です。

転入初戦○11 コスモキーマン（牡4、三宅直之厩舎）もJRA2勝馬です。初勝利は東京芝1600メートルを逃げ切っています。2勝目は札幌ダート1000メートルを2番手抜け出しです。出走取消後の近2走はひと息ですが、スピードを生かして主導権を奪えば粘りを発揮します。

JRA1勝馬▲6 トウケイダンディ（牡3、住吉朝男厩舎）が園田4戦目の前走で2番手から早め先頭に立って押し切っています。今回は初の1230メートル戦の克服がカギですが、クラス据え置きの有利は否めません。

展開がもつれると☆7 ナリタマクリス（牡7、坂本和也厩舎）の末脚が生きます。前々走の1230メートルで前述クラウドチェンバーに競り勝っている△2 スナークエンジェル（牝4、荒山義則厩舎）が距離短縮で巻き返し必至です。格上挑戦ですが距離実績あるイチバンクジ（セン4、小牧毅厩舎）が続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）5・11・6・7・2（20点）
3連単（ボックス）　5・11・6・7（24点）

近江米特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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